【OmniFocus】プロジェクトとタグのアウトライン構成

 こんにちは、show_ando です。



 今回は、わたしの OmniFocus のプロジェクトとタグのアウトラインの構成を紹介します。OmniFocus は、自由に設定できるソフトです。本記事で参考になる点があれば幸いです。

 以下、mac OS 版を基本に説明します。 OmniFocus の使い方や用語解説等は省略します。この記事の「プロジェクト」は「OmniFocus のプロジェクト」を指しています。
 詳細は、「OmniFocus(英語)」の製品サイトを参照してください。


OmniFocus 3の仕様変更

 OmniFocus 3(2018年)からコンテキストがタグに変わりました。
 このタグ機能により、OmniFocus は GTD ソフト以上に、強力なタグ・データベース(?)に変わったと思っています。この機能によって、今まで複数のプロジェクトで絡み合っていたことが、タグを追加することで、パースペクティブ(Pro版)から見通しやすくなりました。
 わたしはこの絡み合っていたことをスッキリさせ、どこまで何ができるかに魅力を感じています。このため プロジェクトとタグの再編はいまも続いています。

アウトライン構成の前提

 プロジェクトとタグのアウトラインは、「ひとつ上のGTD ストレスフリーの整理術 実践編」を参考にしています。

 「次に取るべき行動」を計画することがおもな目的なので、プロジェクトとタグの両者に、GTD のワークフロー項目を適用するようにしています。

プロジェクトのアウトライン

 アウトラインは「フォルダ」で、GTD のワークフローを構成しています。

・「行動する」(次に取るべき行動、5つの将来への見通しなど)
・「行動しない」(捨てる、保留など)
・「資料」(プロジェクトのプラン、リストなど)

 フォルダの中に、フォルダやプロジェクトを作成しています。
 「行動する」フォルダには、日次、週次、月次などのフォルダに、ルーチンのプロジェクトを作成しています。レビュー間隔の見極めに利用しています。
 また「プロジェクトのプラン」フォルダとして、マンダラ手帳の8分野別フォルダを作成しています。
(健康、仕事、経済、家庭、社会、人格、学習、娯楽)

タグのアウトライン

 こちらもGTD のワークフローを参考に構成しています。
 数が多くなるので、入力時の検索性を高めるため、先頭に数字を設定しています。また絵文字を使ってタグ名を短縮しています。
 2階層目までは以下のようにしています。

・10.将来への見通し/Outcome
 (101.現在のプロジェクトのリスト(高度1000メートル)、
  102.注意を向けるべき分野(高度2000メートル)、
  103.目標とゴール(高度3000メートル)、
  104.構想(高度4000メートル)
  105.目的/価値観(高度5000メートル))
・11.次に取るべき行動/Action
 (110.予定外、111.カレンダー、112.次に、113.依頼中)
・01.捨てる/Eliminate
・02.保留/Incubate(021.いつか、022.見直し)
・03.資料/Reference(031.一般、032.専門、033.参照)

 「11.次に取るべき行動」は、「111.カレンダー」にWhen、「112.次に」にWhere、Who、What やトリガーリストなどを階層化しています。

次回のテーマ

 次回は、OmniFocus のタグ機能とパースペクティブを組み合わせて、見通しがよくなった例を紹介する予定です。

 ではまた

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