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書籍「独学大全」の技法6「行動記録表」(自分も知らない自分の行動を知る)と似たようなことを人生全体に適用しています。iPhone アプリで試行錯誤しながら、続けているコツやメリッ…
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#GTD

「手法」を知ったその先のこと

こんにちは、show_ando です。 今日、Amazon の Kindle アプリから Kindle Unlimited 新着のお知らせがあり、借りて読んだ本からの連想です。 佐々木正悟さんの本そして、この本も思い出しました。 自分の足跡をたどる「クラウド時代のタスク管理の技術」から10年以上が経ちましたが、試行錯誤を続けながら、何とか GTD の片鱗に手が届きそうになりました。 手法から入って迷走 この10年近くの取り組みの振り返りは、この連載でも触れました。

【ねらい編#01】「手段」と「目的」

こんにちは、show_ando です。 不定期の連載です。 このサイトで紹介している取り組みって、「何のために」「どんなことを、ねらって取り組んでいるのか」などについて説明しようと思います。 まず「何のために」という「問い」から「手段と目的ってどうなっているのか」から整理します。 手段としての「GTD」「タスクシュート」「OmniFocus」このサイトで使いこなしを紹介している「GTD」「タスクシュート」「OmniFocus」、そして「iOS ショートカット」は「手段

【最終回】多様なリストを使って GTD に取り組む、GTD 初級卒業の前提とは

こんにちは、show_ando です。 最終回です。 この連載を続けながら、数年前に自分がたどった軌跡を思い出しながら整理してきました。 とくに前回(第9回)の記事を書いたあとに、この連載の前提に気づけました。 連載のターゲットは「GTD 初級の卒業」が前提今までの連載で、GTD 上級(人生全体への適用)への取り組みを最短で始めるには、どうするとよいか?について、GTD 初級(GTD ワークフロー管理手法の基本の採用)とのギャップやその構築フェーズで伝えたいことを紹介し

【第9回】多様なリストを使って、GTD に取り組むということ

こんにちは、show_ando です。 この連載では、GTD 上級(人生全体への適用)への取り組みを最短で始めるには、どうするとよいか? GTD 初級とのギャップやその構築フェーズで伝えたいことを紹介しています。 今回のテーマは、多様な「リスト」の作成と同時に必須の「リスト」を手直しし続ける(レビュー)という習慣から考え直すということです。 この記事の「リスト」とはGTD では、複数の項目で構成されたタスクを「プロジェクト」と呼びます。 この「プロジェクト」をここでは

【第8回】次に実行するリストを整えて、GTDに取り組む

こんにちは、show_ando です。 この連載では、GTD 上級(人生全体への適用)への取り組みを最短で始めるには、どうするとよいか?その構築フェーズで思ったことを紹介します。 次に実行するリストの整備多様なリストの作成で注意することは、その大半が当分実行しないアクションの収集と整理になりがちということです。 このリストを「絵に描いた餅」になることを避けるには、必ず実行するリストを自分なりの方法で整備することが大切でしょう。 本サイトで紹介する特徴状況のコントロール

【第7回】多様なタスクのリストを作って GTDに取り組む

こんにちは、show_ando です。 この連載では、GTD 上級(人生全体への適用)への取り組みを最短で始めるには、どうするとよいか?その構築フェーズで思ったことを紹介します。 GTD 上級に取り組むということGTD 上級向けシステムを作成するときに気づいたのは、さまざまなタスクのリストを作成するということでした。 タスクのリストをいくつ、どの分野で作成し続けるかということこの記事では、GTD システムの構築フェーズについて記述していますが、この構築段階ではひたすらリ

【第6回】自分探しのような手段探しの愚

こんにちは、show_ando です。 この連載では、GTD 上級(人生全体への適用)への取り組みを最短で始めるには、どうするとよいか?その構築フェーズで思ったことを紹介します。 今回のテーマ「目的を決めるということ」今回も第1回で指摘したように、取り組む目的を決めることの重要性を記します。 シンプルな特効薬 この回り道から抜け出せたのは、自分が取り組みたいと思う目的を、ことばにまとめられたからです(たとえば、こんな感じ)。 でも、日本の義務教育では、自分で目的を設

【第5回】「GTDを続ける工夫」

こんにちは、show_ando です。 この連載では、GTD 上級への取り組みを最短で始めるには、どうするとよいか?その構築フェーズで思ったことを紹介します。 今回は、GTD システムの構築フェースで味わうであろう挫折を、戦略的に活かした一例を紹介します。 途中で断念することを想定した計画を立てる新しい習慣に取り組もうと思い立っても、たいていは途中でやめてしまうので、何度もチャレンジするための計画を立てています。 わたしは、三日坊主は当たり前と思っています。 ただ「

【第4回】「GTD迷走からのブレークスルー」ができたわけ

こんにちは、show_ando です。 この連載では、GTD 上級への取り組みを最短で始めるには、どうするとよいか?について、その一例を紹介します。 今回は、GTD システムの構築に迷走しながら、ブレークスルーをみつけられたポイントを紹介します。 GTD システムの構築に失敗し続けて、みつけたことインターネットで検索すれば、さまざまな GTD に関する情報が入手できます。 そして行き詰まり、あきらめ、しばらく経って再開を繰り返しました。 こうしたことを繰り返すうちに

【第2回】GTD迷走からのブレークスルー

こんにちは、show_ando です。 今回のテーマは、前回の目的不在でツールを使い続けて迷走し「この迷走から抜け出せたブレークスルーと思っていること」を紹介します。 ポイントは「整理」「収集」した「気になること」は、GTD のワークフローにしたがって分類していきます。 多くの「気になること」は、将来、時期が来たときに行動するものです。 でもこの数は、人生全体を対象にすれば膨大になります。 8つに仕分け 決め手は、GTD のプロジェクト・リストを 8つに大別することで

【第1回】目的不在のツール使いは迷走のもと

こんにちは、show_ando です。 このサイトでは以下のことを目的に記事を書いています。 頭の整理も進んできたので、もし最初から始めるのならというコンテンツにまとめることにしました。 ある程度の全体的な見通しを知った上で、取り組むとよいと思ったこと、特定ツールの使い方を紹介しても、ものごとは前に進みづらいと思ったからです。 今回のテーマは、「目的があるから続けられる」です。 目的不在でツールを使い続けて迷走したこと、そこから目的を見つけた経緯を紹介します。 何かを

【小ネタ】忘れもの対策に週単位で取り組む

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GTD の上級に向けて

こんにちは、show_ando です。

 前回の記事「【たすくま】新規タスクの登録メニューの続編」で共有したことこの「新規タスクの登録メニュー」とは、GTD 本の「GTD の6つのレベル」では「地面レベル 現在の行動」に該当します。  「はじめてのGTD ストレスフリーの整理術・全面改訂版」の p.93 たすくまは、この「地面レベル」の記録に適したツールと思っています。 でもこれは、同書「GTD の三つの柱/習熟度」 では初級にあたり、これから習熟度を上級、最上級へと

2つのプロジェクトの使い分け

こんにちは、show_ando です。

 今回のテーマは、「プロジェクト」です。 「プロジェクト」の定義が「広義のプロジェクト」と「GTD のプロジェクト(ツールのたすくまや OmniFocus も同様)」で違っています。 ここを押さえておくと、いろいろと応用が効くようになりました。 「広義のプロジェクト」と「GTDのプロジェクト」「広義のプロジェクト」は、Wikipediaでは以下のように定義しています。 また別の定義では、繰り返しや反復する定常業務の「ルーチン」