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本屋によって帰ろうか

先日、妻、息子3人(小3、小1、年少)と愛犬を連れて隣町の公園へ行った時の話。

愛犬をのリードを持つ係
子供らを見守る係

この2つの役割を妻と交代しながら公園でのひと時を過ごす。
テイクアウトで買ったコーヒーが熱すぎてちまちま飲む。

カップにスリーブが着いていないためカップの口を持つ。
温度を表現する言葉を考えてみると
熱い、ぬるい、冷めたの3つを想起したが、「冷めかけた」はどの温度に当たるんだろうか。

そんなことを考えながら
急に走り出す愛犬をぎゅっとリードを強く握り制御する。
公園に落ちている松ぼっくりをごりごり食べちゃうのを制御する。
排泄物を処理する。犬を飼うということは配慮することが多い。

犬を家族に迎え入れることでタスクが増える。
心地いいタスクで暇と退屈を良い意味で減らしてくれる

今、第4章まで読んで本棚にしまっている「暇と退屈の倫理学」
通称「ひまりん」をそろそろ読まなきゃな、と思い立つ。
参考までに↓↓↓

次男がブランコをやろうと誘ってきた。妻に愛犬をパスする。
ストップというまで全力で押してほしいと頼まれる。

さすがに危ないやろ、と思うところまで押したところで押すのをやめると
まだストップと言ってないからもっと押せ、と要求してくる

たしかにそうだよな。
仕事で考えてみると上司の指示やクライアントの要望に100%答えてないところでやめちゃうと無責任だよな。
時々無茶な要求をしてくる人をいなしたり、かわしたり、交渉してバランス整えたりする必要とするけれども

ブランコに乗る子供の背中をストップと言われるまで押し続ける簡単なお仕事です

ふりこ様に揺れる息子の背中を押し、自己判断で止めた時と同じ高さまで来たところで、押そうと息子の背中に手を当てた瞬間にストップがかかる。

なんやねん!!!

ブランコを楽しむ息子を見ながら隣のブランコ周辺で女性3人が立ち話している。
どうやらその3人のうち1人だけが子持ちで乳児を抱っこしていて、1人の女性がブランコに腰掛ける。その女性の上にひょいっと自身の子供を乗せた。
「ちょ、怖い怖い」「大丈夫だって」「こうやって抱っこして」
揺れ始めるブランコに「きゃー怖い怖い、とめてとめて」と盛り上がっていた。

ブランコを降りた女性は「めっちゃ怖かった。私お母さん無理かも~」と。

昔から仲良かった仲間のうち1人が結婚し、子を授かり人生ステージが変わっても関係が続くことはとても素敵だし、正直うらやましい。

それにこういう関係って良いことがたくさんあって、未婚の人は「親」の疑似体験ができるし、親となった人も社会との断絶・孤立の解消にもつながる

これから結婚して子を設けることを考えている人に「母親業インターン」みたいなのあったらいいな、と思った。

思ったら、あったわ、どうやらコレ

同じように「お父ちゃん傷のなめ合いプロジェクト」
誰か企画してくれへんやろか笑

ひとしきり遊んで、そろそろ帰ろうかとなった時に
手に持っていたコーヒーをすすると完全に冷め切っていた

帰り道の車内で
「ちょっと本屋に寄って帰っていい?」と問うと
即却下された

なんでやねん。


読んでいただきありがとうございました
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