夜更けに好きなマイクについて語る

自分は自他共に認めるくらい
結構、いや、かなりマイク好きで
いろんなマイクを買って試しては
売ってまた新しいマイクを買ってと
ずっと繰り返しています。

宅録始めた2010年頃はそうでもなかったんですが、
いつだろうか…2015年あたりからでしょうか
昔のPastel Clockのアカペラのアルバムなんかは
自分がレコーディング・ミックスまで担当していたので
自然とそのあたりからマイクに対して興味を持つようになりました。

身近な人がよく使っているからという理由で
同じマイクを買って使ってみたり。
安いマイクですが、色々買って試していましたが、
コロナ禍に入って、色んな動画を見る機会が増えました。

マイクのレビュー動画です。
それを見始めたのをきっかけに、
マイク好きが加速しました。
(あとマイクプリとかそのほかレコーディング機材に関しても)

マイクには色んなキャラクターがあることを知りました。
色んな性格の人が居るように、
マイクにもそれぞれ特徴があるのに気づいたんですね。

ダイナミックマイクも
コンデンサーマイクも
本当に数えきれないほど試して、

今はだいぶ落ち着いて少数精鋭
JZ MICROPHONESという
ラトビアのメーカーの音が好きで
それだけ残しています。
現在のメインマイクは『The Amethyst』

あと、ボーカル録りは特になんですが、
マイクの見た目ってかなり重要な役割だと思っていて、
見た目がかっこいいとそれだけでテンション上がって
歌が変わると思っています(自論)

そんな最近でしたが、
また別のメーカーのマイクを
最近気に入って使っています
Austrian Audioというオーストリアのメーカーです

これも見た目がかっこいいってのもあるんですが、
好きな作曲家さんがよく使っていて評価の高い
メーカーなので気になっていました。

『OC18』というマイクです
実際に音聞いてみるとなかなか好感触。
ずっと歌っていたいという気持ちになります
JZにもありますが、この感覚結構重要なんです

まだ本格的にRECしていないので予想ですが、
コーラス録りに向いてるんじゃないかなと
良くも悪くも素直にそのまま録れるし、
変に色付けされてない音なので、
たくさん声を重ねるコーラスにもってこい

廉価版で話題のOC16と比較してみましたが、
やはり5〜6万価格帯のマイクに比べて10万価格帯以上のマイクは別物
特にローの音の処理にかなり差が見られました。
OC16は歌っているとある帯域のローの膨らみというか、輪郭がぼやついたローが気になりますが、
OC18はしっかりローが引き締まっているのに
ローの存在感もしっかり出ています
これはかなり大事ですね

またどちらもAustrianの伸びのいい高域の音の傾向は似ていますが、OC16はギラついたというか元気な音な印象に対して、OC18は落ち着いた上品な音と言った印象でしたね。


人もそれぞれその人その人の能力や個性によって出番が変わるように
マイクも性能や特性によって出番が変わります。

マイクはあればあるだけ、
選択肢が広がるので、
たくさんあると助かります。

でも、先日ミニマリスト宣言したし、
正直やっぱ少数精鋭でいきたい。

断捨離しなきゃなぁと思いつつ
またマイク増えていくんだろうなぁ。

愛着もあるし手放せない。。。涙
でも、出番がなくデシケーターの中にいるよりは
その子を必要としてくれる人の元にお嫁に出したい気持ちもあります。

この少数精鋭の機材たちで、
レコーディングの仕事が増えたら嬉しい

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