友少⑪ 友達は”連れション”しない。

友達は、いつも一緒にいません。

いつも一緒にいたがるのは、不安だからです。

誰もが、不安なのです。

友達がいないと思われたらどうしょう、と不安になります。

友達がいない自分が恥ずかしい、情けないと思ってしまいます。

その気持ちと向き合いたくない。

だから学校では、連れションが発生するのです。

友達風を装うのです。

それはしょせん、風味です。

カレー風味は、カレーではありません。

友達風味は、友達ではありません。

ほんとうの友達は、いつも一緒にいません。

お互い一人で、楽しんでいます。

その楽しい時間を、共有します。

一緒にいる時間が長いから、仲がいいとは限りません。

むしろ、ストレスになっています。

ほんとうに仲がいい人たちは、孤独を味わっています。

孤独を味わっている人同士が、

「お前すごいな」と尊敬しあい、友達になるのです。

一人でいる人と、話してみる。

しょーいち