NFTが広がるために、必要な事
こんにちは、showです。
NFT、Web3、AIの最新技術の今を解説しています。
今回は『 NFTが広がるために、必要な事』というテーマでお送りします。
Web3をどう進めるか:グーグル、リブラを経験した開発者が得た教訓
先日、 NFTの譲歩をリサーチするために、Coin Desk Japanの記事を読んでいた。
その中で目に留まった記事がこちら。
GoogleやLibraで開発者として働いていた、Yat Siu氏が書いた記事となっています。
web3の根幹にある、ブロックチェーンの技術は、分散的である事が最大のポイントです。
イーサリアムを開発者である、ヴィタリック・ブテリンは、13歳の時に、熱中したゲーム、
「ワールド・オブ・ウォークラフト」で、いきなり能力値が調整された事で、中央集権型の組織に疑問を抱いた事が、イーサリアムの開発のきっかけであったと述べています。
GoogleやAppleなど、ビックテックが支配する世界に疑問を抱き、そのカウンターカルチャー的要素で、ブロックチェーンが注目されている側面もあります。
記事の中でも、web3の最前線で起きていることや、画期的な技術であるにも関わらず、リリースする事がなかったサービスのエピソードをを織り交ぜながら、一部のイノベーターしか、巻き込めていない現状について解説しています。
NFTは何の役に立つのか?
ビットコインが登場して約15年が経ちました。
記事の中でも紹介されていますが、ブロックチェーンのユースケースを支える、技術的な基盤は整ってきています。
では、ブロックチェーンを使ったコンテンツや、価値が、我々の生活に、なくてはならないものとなったかといえば、そんなことはありません。
現在 NFTやweb3に興味を持つ人は、大きく3タイプいる様に思います。
・中央集権型に疑問を持つ人
・ブロックチェーンに興味を持つイノベーター
・投機筋
まだまだ、一部のイノベーターや、新しいもの好き、そして、一攫千金を狙う人などが集まるニッチな場所となっています。
なかなか普及しない理由があるについては、さまざまな人が言及しています。
そしてこの記事の中では、この様に言及しています。
いくら優れた技術でも、ユーザーが便利になったり、新しい体験を得ることができる価値を提供できなければ、意味がない。
iPhoneが世界に広がったのは、技術が優れていたからではない。
便利で使いやすく、ガラケーでは出来なかったさまざまなコンテンツが、パソコンを持ち歩くことなく手軽に楽しめる様になった革新性があったため世界中に広がりました。
今、 NFTでその様な便利で誰しもが使いたくなるコンテンツは、まだ存在していません。
導入のバードルも高い、そしてそのバードルを超えたとて、今の生活が劇的に変わるわけでもない。
なら今のままでいいよね、と感じるのが人間です。
NFTが広がるためには?
いくら、 NFTは面白いと、親切丁寧に案内して、一から十まで、初心者に優しく教えたとて、 NFT人口が劇的に増えることはないでしょう!
・NFTを楽しむまでのハードルの高さ
・コンテンツが少ない
・マニアしかいない
いくら技術が革新的でも、コンテンツが面白くなければ、広がらない。
手軽に楽しむことが出来て、尚且つ NFTでなければ楽しむ事が出来ないコンテンツが登場しないことには、爆発的な広がりを見せることはないでしょう。
Chat GPTが登場して、AIが一気に我々の生活の身近になりました。
ただ、AIの研究は、1960年代より行われています。
それから60年かかり、ようやく一個人が扱えるAIが登場しました。
ビットコインの論文をサトシナカモトが発表したのが、2008年、 NFTの歴史が始まったのが、2017年。
まだまだ、新しい技術です。
ユーザーが気軽に、 NFTでなければできない体験を得られるまでには、まだ時間はかかるでしょう。
でもその可能性は、今起きている技術革新の延長にあります。
ユーザーが NFTでなければ得る事が出来ない価値を、簡単に手に入れられる体験を生み出せた時、本当の広がりを見せる時でしょう。
いつになるかはわからないけど、いつかは必ず訪れる。
それなら、1日も早く体験して、損をすることはないでしょう。
まとめ
昨日からLINE NFTのゲームで遊んでいる
それも、ブロックチェーンゲームというわけではなく、スマホゲームに NFT要素を付け加えたものです。
少しずつ、確実に、 NFTは生活の中に浸透し始めています。
引き続き、面白い事例も含めて、紹介していきます。
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