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AIと競争なんてして、どうするの?

こんにちは、showです。

NFT、web3、AIなど、最先端の今をレポートしてます。

今回は、『AIと競争なんてしてどうするの?』というテーマでお送りします。

冒険の書 AI時代のアンラーニング

Twitterにでてきた本の紹介。

「冒険の書 AI時代のアンラーニング」
              著者  孫泰蔵

この本に関する、インタビュー記事が

「日経BOOKPLUS」に掲載されていた。

こちらの本は、中高生向けに書かれたものとのことでしたが、私も惹きつけられてしまいました。

自分の考えを表現するのにちょうどいいところがあれば、いくらでも引用して使ってかまいません。
僕の許可を得る必要はありません。
冒険の書 AI時代のアンラーニングより引用

この本の『はじめに』の部分にこの様な記述がありました。

なんとなく考えていたけど、言語化出来なかった表現を、著者の孫泰蔵さんが教えてくれました。

この本や、「日経BOOKPLUS」の記事から気になった部分を、まとめておきます。

AIに仕事が奪われる

はい、奪われます。

ちなみに、私がしている仕事もAIに奪われます。

ただそれが、1年後なのか、10年後なのか、わからないだけ。

自分の仕事が奪われるとわかっているのなら、準備をすればいいだけ。

ルールが決まっていたり、勝ち負けがつくゲームにおいて、もはや人間は、AIに勝つ事ができなくなりました。

チェスの世界チャンピオンが、AIに敗れたのが1997年。

将棋のプロ棋士が、AIに敗れたのが2013年

囲碁棋士が、AIに敗れたのが、2016年

それまで、AIが勝つ事が不可能だと言われていたが、これらのプロの世界では、AIを活用して、戦い方を研究するのは、もはや常識です。

Chat GPTの様な、生成系AIが、無料で使用できる様になった現在、AIを活用する人と、しない人の差は、もはや埋められないものとなりました。

蒸気機関が登場して、工場労働者の数が激減した様に、
電気の登場により職を失った人がいる様に、
インターネットの登場により情報が民主化された様に、

AIにより、人間以上の能力を持つパートナーが登場した時に、人なんか雇う必要なんてないと思う経営者は、多数登場するでしょう。

AIと張り合うなんて、ショベルカーと素手で戦うようなもの

※日経BOOKPULSより引用したタイトル


AIと戦うと決める人は、ショベルカーに素手で戦う様なもの。

人間は、病気や怪我もする、気分の浮き沈みもある。

どれだけ能力を鍛えたところで、不安はある。

AIは不安も感じることもなく、日々進化しています。

AIができないスキルを探して、勉強したところで、勝ち目はない。

子どもたちは、私が子どもだった頃と変わらず、漢字を覚え、英単語を覚え、暗記させられています。

私は、国語が苦手だったので、漢字を書くことが苦手です。

手書きの書類をまとめる時は、スマホは欠かせません

小学校3年生レベルで、漢字能力は止まっていますが、何も困りません。

中学生レベルの数学は、わからないけど、何も困りません。

そんな事は、スマホにやらせればいい。

わからない事は調べればわかる。

そしてAIが使えるなら、AIを使えばいい。

今の社会が自分にとって絶対的なすべてだとは思わないこと。
いろんな可能性の中の一つでしかないと認識すること。
それを「メタ認知」といいますが、それが重要です。それが出発点になります。

今の仕事にこだわるから、AIが怖くなるし、学校が全てだと思うから、嫌な勉強もしてしまう。

自分の頭で考え、誰かと話す。

多様な考えを、受け入れ行動する。

私が毎日書いている、このnoteも、AIに任せれば、2分で書いてくれます。

でもわざわざ、1時間くらいかけて書き続ける理由が、自分の頭で考える為です。

書けば反応をもらえる。

コメントがあれば、対話する。

知り合いが感想をくれたら、そこから論議が生まれる。

正しいことを書くつもりは無い。

自分の頭の整理なので。

自分の頭の整理は、AIにはできません。

AIが得意な事は、どんどん任せていき、そこで生まれた時間を、自分が楽しいと思うことに使う。

AIと共存して、役割分担をどの様に行うか、考えることが、今は楽しいです。

まとめ

紹介した本だが、まだ序盤しか読んでいない。

でもその序盤で、引き込まれています。

私たちが持たなければならない、これからの生き方のヒントが、書かれているので。

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