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シンガポール政府が、学校での「Chat GPT」の利用を容認へ!

こんにちは、showです。

NFTやweb3のアレやこれやについてまとめています。

今回は『シンガポール政府が、学校での「Chat GPT」の使用を容認へ!と言うテーマでお送りします。

友人に教えてもらったニュース


シンガポール政府は、「ChatGPT」のような人工知能(AI)ツールの学校での利用を後押するが、
同時に、学生がAIに依存しすぎることなく、そのような技術の限界を理解するよう促したいとの意向を示した。
CNET JAPAN より引用

Chat GPTとは?

ChatGPT とは、OpenAIが開発したGPT-3という大規模な言語モデルを組み込んだチャットサービスです。チャット形式でWeb上で利用できて、人間を相手にやりとりしているような自然な会話が可能です。

ChatGPTのモデルは、日本語や英語などの文章を入力として受け取り、人間が生成するような自然な文章が生成されるようにトレーニングされているため、その精度の高さから注目を集め、爆発的に広がりを見せています。

AIツールは、今後ますます、私たちの生活に欠かせないものとなるでしょう。

AIを効果的に活用する事は、これからを生きるための、必須の能力となる、そのための第一歩として、シンガポール政府の決定に注目しています。

依存ではなく、共存

・カンニングを許すのか
・思考力が下がる
・記憶力が落ちる

日本でやれば、こんなコメントで、埋まりそうな事例です。

シンガポール政府は、このあたりをどう言うふうに捉えているのでしょうか?

 「あらゆるテクノロジーと同様に、ChatGPTや類似の生成AIツールは、ユーザーに機会と課題の両方をもたらす。
 教育現場での利用を検討するため、わが国の教育者の間では専門的な討論会が開かれている。それと同時に、教育者は今後も引き続き、学生が基本的概念を理解するように教育を行い、テクノロジーツールに過剰に依存しないよう指導していくことになる」

シンガポール政府 Chan Chun Sing教育相の見解
CNET JAPANより引用

ここで強調されているのは、AIに依存するのではなく、共存する重要性です。

これからの人間は、AIと共存する事でしか、生き残れない、それなら子どものうちから、関わり方を覚えてもらい、適切な利用方法を、覚えておかなければならないと言う、メッセージにも感じます。

安易に禁止した所で、どうせ使う人は使う。

それなら、共存する方法を考えると言う決断は、合理的だと感じます。

AIと共存出来ない人が、生き残れない時代は、すぐそこに

シンガポール政府 Chan Chun Sing教育相は、こうも言っています。

 「ChatGPTが学習に役立つツールとなりうるのは、学生が基本的概念と思考力をすでに身につけている場合に限られる。
しかしわれわれはまた、より不確実な世界にあって、計算機の(生み出す)ような決定論的な結果を超えるさまざまな結果が生じうる新常態の中で、ツールを受け入れ、活用していくことを学ぶよう学生を指導しなければならない」
CNET JAPANより引用

基本的概念と思考力を身につけて、初めてAIと共存出来る。

大事な事は、AIに依存するのではなく、自らの意思を持って活用し、共存する事であると述べています。


私も子どもの頃、どうしてもわからない算数の宿題を、禁止されている電卓を使って、提出した経験があります。

早く終わってよかったと言う反面、どうしようもない後ろめたさの様なものも感じていました。

これからの子どもたちは、産まれた時から、AIがいて、AIに聞けばなんでも答えてくれると言う時代を生きていきます。

学校に入る前に、AIの活用法をマスターして、文章を作ったり、絵を書いたり、プログラミングをする子どもも、出てくるでしょう。

大人が安易に禁止してしまう事は、理解されないだけでなく、誤った理解を進めてしまう恐れがあります。

依存ではなく共存。

思考する重要性を教えた上で活用すれば、自らの能力の拡張機能として、機能します。

私は、AIを活用します。でも思考することもやめません。

子どもたちに、正しい理解が進むことを願っています。

まとめ

シンガポールにとどまらず、この様な取り組みは、世界に広がるでしょう。

今年に入っても、凄まじい速度で進化するAI。

注目していきます。


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