見出し画像

今も語り継がれる伝説の歌姫   西田佐知子とテレサ・テン!   それぞれのイメージを変えた1曲とは?!

3月24日放送のテーマは、「伝説の歌姫特集 第2弾」として、西田佐知子さんとテレサ・テンさんのヒット曲をランキング化。
 
西田佐知子さんといえばまず思い出されるのが、
60年安保闘争のピーク時に大ヒットした
「アカシアの雨がやむとき」。どこか物憂げで退廃的なその歌声が、抑圧された苦しさを抱えた当時の若者たちの共感を呼びました。
 
しかし、そんな退廃的な西田さんのイメージを変えたのが、「アカシア…」のリリースの翌年に歌った「コーヒールンバ」。世界的にヒットした
ベネズエラの楽曲のカバーでした。
ちなみに、原曲は「Moliendo Café」(「コーヒーを挽きながら」という意)で、歌詞に出てくる
「アラブのえらいお坊さん」は原曲にはありません。
 
さらに、タイトルは「ルンバ」ですが、この曲の
リズムはルンバではなく、正確には「オルキテア」というラテン独特のリズム形式なのだそうで、
それらの突拍子もないアイディアを取り入れたことも相まって、日本でも一世を風靡しました。
そんな「コーヒールンバ」を明るくチャーミングに歌う丘みどりさんは必見です。
 
一方、アジアの歌姫として愛されたテレサ・テンさんが日本で活動をスタートさせたのは、
昭和49年、21歳の時。すでに香港の大スターだったテレサさんが鳴り物入りで日本デビューした
曲は「今夜かしら明日かしら」というアイドル路線のポップスでしたが、ブレイクしたのはガラリと
大人のムードにシフトした2作目のシングル
「空港」でした。
 
その後、作詞・荒木とよひさ、作曲・三木たかし
コンビによって描かれた「切ないほどに一途な
女性」の歌の数々は、テレサさんの儚げな歌声を
見事に生かし、立て続けのヒットとなりました。
 
スタジオでは森山愛子さんが、今や幻となった
アイドル曲「今夜かしら明日かしら」をちょっぴり披露、3人の女性ゲストのガールズトークも大いに盛り上がりました。

3月24日(木)よる9時の放送をどうぞお楽しみに!
 




ゲスト:丘みどり 森山愛子 おかゆ 
 
構成作家 工藤ひろこ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?