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みんなで決めるからこそ失敗するコトとは? 産業と税金の関係を考える。

今月号のWEDGEでの地方創生ネタについてさらに深い議論を喚起するコラムを飯田先生がアップされております。木下のコラムにも触れて頂いております。

特に観光税について飯田先生が、「税」を使うことによっての問題点を深堀りされています。私もWEDGEでのコラムでは観光税、入湯税を活用するということは、市民多くの理解を得なくてはならなくなるという問題を上げた上で、細かなガバナンスや監査を求められた上で財源を剥奪された米国における事例などを指摘しています。

が、より広範なアメリカ、ヨーロッパなどの世界的な観光税の有り様について飯田先生が共著の論文を出されていて、その紹介も上記コラムで行われています。とても重要な情報ばかりなので、必読です。

日本人は皆で決めるとなんでも正解に導かれるという洗脳を受けていますからね。小学校とかでも道徳の授業で、みんなで議論しましょう、みたいな話が多く出てきますから。話していい結果が出るものと出ないものがあるのに、「みんなで話すことが全部大切」と疑問なしで受け入れてしまうところがあります。

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