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【AIR】まちの福利厚生時代の到来〜給与アップより効く手取りと満足度改善〜

各地を回っていて、地方企業での人材獲得面で優位に立っている企業のひとつの特徴として福利厚生が充実していることが、より一層の評価をあげることにつながっているなと感じています。

当然ながら給与水準というのは大切なわけですが、これは手取りでの生活充実度という理解もできます。社会保険料がぐいぐいあがり、税率も高まっている昨今、給与をあげてもその分当然ながら社会保険、税率があがり、手取りは全く伸びない期間を経験しています。平成不況はそもそも給与もあがらんかったから超絶恐ろしいことになっていたのです。

そんな中で、人材不足なんて話が出ている昨今、社員への処遇改善は必須になっています。しかし処遇という意味では給与をあげるというだけでなく、むしろ手取りを重視した対応策を講じる必要があります。

○ 福利厚生は社員にも会社にも地域にも優しく合理的

その点で会社としての福利厚生は、個々人の所得としてはカウントされず、会社としては経費にもできるという意味ではいま一度非常に効果的な活用が可能な領域です。

まちづくり分野でも地域企業向けの福利厚生サービスの充実を意図した提案を行っていくのは、非常に合理性があり、今後多様に発展していくと思っています。日本企業はかつて福利厚生サービスが充実していることが言われていましたが、平成不況時には給与あげないばかりか、福利厚生もバンバン切り捨てていったわけです。。。ま、だから表に出ている以上に個人の生活は貧しくなったわけですね。苦笑

しかし今後処遇改善を見越していけば、実は給与を上げていく以上に福利厚生サービスを充実させることは、まちに投資することともセットになるので地域活性化にもプラスになっていきます。

○ 昼食を切り口にした福利厚生改善

例えば、昼飯ひとつとってもやり方あるんですよね。

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