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就職希望を分析、企業誘致と地元採用内容を変化させ、就職する若者が増加した日南市モデルに学ぼう〜調査、分析、対応策はどこの地域でも参考になる要素〜【田鹿倫基さんインタビュー動画付き】

地方の人口流出の主たる層は20代前半女子。

結局はフェアに男女関係なくキャリア形成などが可能であればまだ地方に残る人たちも増えそうなものですが、じいさんが「うちのまちに嫁にきてくれれば・・・」とか言っているようでは全くもって話にならないわけです。そんな話をしてドン引きしている学生たちの空気さえ感じられないのであれば、まちの未来などの意思決定なんて本来やっちゃいけないのに、未だ居座っている時代錯誤な方々がたくさんいます。

しかし逆にいえば、それらをちゃんと適切に分析して変革すれば地域には新たなチャンスがあるのです。


○ 分析的アプローチから、地元若者の希望に合わせた仕事構造を変化させた日南市の挑戦

さて、5月に開催した狂犬ゼミで日南市のマーケティング専門官である田鹿さんにもでてもらって議論した際に、なるほどなーと思ったのが、ちゃんと地元の問題をちゃんと基本的な調査をして分析して対応するという、しごく当然なんだけどやってこなかった話なんですね。

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