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ぐっちーさんのアエラ連載まとめ本が発売。

さて、昨年9月に亡くなったぐっちーさん。未だに実感があんまりなく、ひょこっとメールがきたり、皆で飲んでる時に出てきそうな気がしてなりません。

そんなぐっちーさんが連載していたAERAの人気コラム「ぐっちーさんのここだけの話」の、16年3月7日号から絶筆までの177回を収録した本が発売になりました。

ちょうど色々とぐっちーさんとご一緒するようになったのがオガール絡みですが、個人的に仲間たちで旅に出るようになったのが2016年からのことですから、このコラムにもともに旅した時の話が出てくるので感慨深いものです。

2016年 バスク
2017年 ボルドー
2018年 シャンパーニュ
2019年 ブルゴーニュ

このいずれにも旅した時にぐっちーさんが感じたことがコラムにも書かれているのでぜひ。日本地方経済の考え方として大切なポイントが多々あります。うまい飯、うまいワインを飲みながらくだらない話9割、ためになる話1割を語らえた時間が自分にとっては財産でしかありません。

特にこれらの地域は大都市部ではない、人口も決して多くない、農村地帯だけど所得の高い地域です。しかも輸出産業化し、日本からも多額の外貨を獲得しています。そこに日本のこれからの地方のヒントがあるということがよくわかりました。何事も行ってみて、自分の目で確かめないと心の底からはわからない。

人間を成長させるのは、読書、旅、対話だと思っています。海外にいく道中本を読み、現地で仲間と合流し、現地の人にあったりするのはこの上ない学びの時間となるのです。

もちろんアメリカ経済など含めた世界情勢についても、今起きている様々な事象を独自の視点で切り込んでいるので学び多いものです。

改めてこういうコラムがもう読めないかと思うと寂しいものです。

今年の5月には仲間とともにぐっちーさんと昨年8月のオガールまつりの時に今年訪問しようと話していたギリシャを尋ねることにしています。ぐっちーさん、毎年高齢の現地合流でお願いします。

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