見出し画像

なぜ地方では経済回復の議論が遅くなるのか

コロナショックからの経済回復の糸口をどう掴むのか。これはまだ答えなき世界ではありますが、地方において最も難しい問題を感じています。各種事業なども一定の感染症予防などを行いながらといった話以前として、そもそもとして地方に行くと、「そもそもそんな急いでまで経済活動なんて必要なのか」といった議論になるのです。

それは、地方の最大現金収入が実は年金であったり、はたまた地域で最も大きな企業が役所だったりするという現実があるからです。もともと経済活動ということを積極的に行うことがなくとも動ける人のシェアが高まった地域においては、それほど知恵を絞ってまで経済活動の可能性と向き合うということの必要性すら共有しにくいという現実があります。

○ 経済活動していない老後世代

ここから先は

1,992字
この記事のみ ¥ 500

サポートいただければ、さらに地域での取り組みを加速させ、各地の情報をアップできるようになります! よろしくお願いいたします。