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豊かな村を巡り感じる、小資本でも稼ぎ続けられる仕組み【前篇】村に泊まってわかる彼らが野心的なプライシングができる理由

今回のフランス旅の後半戦は、豊かな村を巡ることになりました。というのも、そもそもブルゴーニュに五年前に行った際には、時間がなくて半分くらいしか村を回れなかったので、今回は車を借りてリヨンから北上する形で回ってきました。

日本にも当然ながら村は多数あり、農林水産業に勤しまれている方もたくさんいるわけですが、必ずしも豊かさを感じられるところばかりではありません。当然フランスも全ての村が豊かではなく、豊かな村もあればそうでない村もあるわけです。

今回はピュリニー・モンラッシェ村とジュヴレ・シャンベルタン村に宿泊して、日中のみならず朝晩も含めて村を周り、現地の方ともお話して感じるそのカラーと背後にある小資本が継続的に稼げる仕組みについて考えたいと思います。そして毎年値上げを続けているその野心的なプライシングが可能な理由についても整理します。


◯ 稼ぐ地方を作り出す、フランスの規制政策

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