【AIR】頓挫したGoogleスマートシティ〜withコロナ時代の高度情報管理型都市の行方〜

注目されていた、Alphabetグループ(googleのグループ会社)のSidewalkがトロントでのスマートシティプロジェクトから離脱することになったことが法事られました。

With great sadness and disappointment we announce that @sidewalklabs will no longer pursue the Quayside project in Toronto. We’re grateful to @WaterfrontTO and all Torontonians who contributed to this effort these past 2.5 years. CEO @DanDoctoroff has more https://t.co/VrNI4cSCzM

— Sidewalk Toronto (@SidewalkToronto) May 7, 2020

日本でもスーパーシティ政策であったり、トヨタグループの裾野市で計画されているようなスマートシティ計画など高度情報管理によって利便性が高まり、さらに今世界中の都市が抱える諸問題を解決しようとする試みは話題になることがしばしばあります。

TOYOTAのスマートシティイメージはこちら。

トヨタが実験都市「ウーブン・シティ」を静岡に開発へ、ロボットやAI技術を駆使した“スマートシティ"

TOYOTAの場合には既存都市というよりは、自社工場跡地活用でもあるので、一種のコロニー型のスマートシティ開発でもあり、自社グループ社員などを中心に住むという前提のようです。さらに発表前にかなり入念に地元自治体などとの調整を続けていたとも聞きます。

このような慎重アプローチになっているのも、ある意味ではsidewalkがトロントで仕掛けようとしていたスマートシティ企画の状況を鑑みたところもあるでしょう。

○ Sidewalkによる、Trontoプロジェクトとは