見出し画像

なぜ今、「えぞ財団」が必要なのか〜道内企業世代交代と道内内製型人材投資のチャンス〜

今年ちょっぴり今までやったことないことに挑戦である、北海道内の有志で立ち上げた「えぞ財団」。今日は発起人の一人として私なりの問題意識を書き綴りたいと思います。北海道が抱える大枠での問題、それを解決するために必要な連携と事業という点からえぞ財団を語りたいと思います!!

私はもともとがまちづくり分野で自分で投資して各地の仲間と事業に取り組みつつ、その一方で国内・海外含めた調査研究をもとにして書籍執筆などもしてきている身です。そのため、えぞ財団のnoteでも地域再生の視点から北海道に必要なことを発信していきます。また、私が代表を務めているエリア・イノベーション・アライアンスから発行しているエリア・イノベーション・レビューからも抜粋でえぞ財団の皆さんにぜひ読んでいただきたいコラムやレポートも配信しますので、そちらも学習用にご活用ください。

○ ニュートラルなネットワーク型組織「えぞ財団」

さて、えぞ財団とは非常に複数企業横断的なグループであり、ニュートラルかつオンラインネットワーク型の組織的活動をする組織でもない組織です。法人的には一般財団法人となるわけですが、ここが目指す大枠については素晴らしいグラフィックでまとめている記事があるのでぜひ読んでください。

そもそもとして私は母方が北海道出身。北海道といっても広いですから厳密に言えば、紋別郡旧丸瀬布町(現・遠軽町)の出身ということもあり、子供のころから北海道は帰省する先でもありました。

そうこうしている中で、私は高校時代から東京の早稲田商店会に関わることから商店街活性化プロジェクトに携わるようになり、高校三年の時に最初に会社を立ち上げて経営するようになります。そんな仕事のつながりで、札幌市においても地元の商店街や不動産オーナーさんたちと仕事をするようになりました。最初に札幌に仕事で来た時はまだ未成年で、狸小路商店街の青年部忘年会に烏龍茶で参加したのを覚えています。笑 その後は、大通地区のまちづくり会社立ち上げ前後からのお付き合いだったりします。最近では道内各地に知り合いも増えたりし、今年は余市町で新たな会社を地元の仲間などと立ち上げていこうとしています。

そんなこんなでご縁の深い北海道ですので、そのポテンシャルは十分に承知の上なのですが、いつまでもポテンシャル「は」高いよね、といってそのままになっているのはいよいよまかりならないのでは、と思っていたところでした。

そんな時、サツドラの富山さんと知り合いまして、話をすることになったのであります。

○ 富山さんたちと出会い感じた、道内経済人の激変

続きをみるには

残り 2,886字
この記事のみ ¥ 500
期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

サポートいただければ、さらに地域での取り組みを加速させ、各地の情報をアップできるようになります! よろしくお願いいたします。