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【AIR】不慣れから始める自前主義のすゝめ〜輸入置換は個人も地域も発展する基本原則〜

この春に対応させて頂いた日経新聞インタビュー、週刊東洋経済特集において私が一貫して唱えているのは「不慣れから始める自前主義」の話です。

地域においてなぜに地方創生総合戦略なども外注し、しかもそれが東京のコンサルに流れ、さらにコピペのような内容を許容してしまったのか。それは「やったことがないから実績がありそうな会社に頼む」という外注こそが正しいという発想から生まれていて、それは単に総合戦略のみならず、様々な分野に及んでいます。

自分たちで作るのは不慣れだから、わからないから、やったことがないから、となると、すぐに外注してしまう。これは私達の生活も確実にそうなっていますよね。なんでも外から購入してくることに現代人は慣れています。だけど、それでは自分たちの生活も、自分たちの地域も良くなることは難しく、結局それらは「誰かがやってくれる」という他力本願な発想に基づいているとも言えます。

以前もそもそも「わからないことを外注しても大抵の問題は解決しないどころか悪化する」という解説をして多くの方に共感を頂いていますが、不慣れでも行う自前主義の3ステップについて解説しておきたいと思います。

そしてこれは地域全体だけの話ではなく、私達それぞれにとっても言えることです。なんでも輸入している=他力本願の発想から、自前主義、輸入置換を行うことがモットーとすると大きく打開できることが増えると思います。


◯ 全ての熟練も未経験から始まる

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