【AIR】withコロナ時代に向き合う、まちづくり会社の資金調達、財務変革
コロナショックも続いていますが、地域全体の低迷はまちづくり会社の経営にも多大なる影響を与えていますね。って他人事ではなく、私が役員を務めている会社では、地域の飲食店などのゴミ処理など契約を統合するエリア一体型のファシリティマネジメント事業であったり、地域でのリノベーションや新築の不動産開発・経営をするものも多いため、その経営にもダイレクトに効いてきています。
なにせ店が閉店する、出店しない、といった具合の話がありますので、地域の経済活動を通じてまちづくり会社の経営を行っているところには直撃するところです。だからこそ、変革について、もしくは投資のタイミングについてシビアに見ていく必要が出てきます。
ただこれは私はまちづくり会社として「健全」であると思っています。
○ まちづくり会社事業の健全性とは
というのも、まちづくり会社の儲けどころが、ちゃんと地域の事業者の人たち、生活者の人たちと共にある、ということだからです。以前以下の、まちづくり会社の儲けドコと出口戦略でも話しましたが、地域での儲けどころは、「地域の人たちの事業が改善され、その改善点から手数料をとるなどの方法」をとっているという証拠でもあるからです。
とはいえ、会社としてはのんびり構えてもいられないので、次のなる事業に向き合わないといけません。と同時に、こういうときにこそ、常々キャッシュフローを大切にした経営をしているか、というのも大切になると感じています。
ということで、資金調達と財務について本日は考えたいと思います。
○ 資金調達のあり方
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