【AIR】オーバーツーリズムの基本は「安すぎる」問題。有料化で地域課題を解決した十和田市の正しすぎる解決方法に学ぼう。

稼ぐまち駆け込み寺で教えてもらった、こちら十和田市の取り組み。様々な地域においても学びになることだと思うので、取り上げさせていただきます。

紅葉の季節、日の出が非常にきれいな場所ということで、この展望デッキ周辺が大渋滞という問題があったそうな。紅葉の季節の大渋滞は全国各地にありますね。本当にとんでもないことになってしまって、という話は結構耳にします。

だけど、オーバーツーリズムってじゃなんで起こるかといえば、安すぎるからです。基本無料だったりするわけですね。だからとんでもない人数が集まり、パンクする。キャパはあるのに、なすがまま、、、、ですからね。苦笑

しかし、有料化すると「貧乏人に見るなというのか」とかよくわからなことを言い出す人がいたりして自治体ではどうにもこうにも野放しということが多かったりします。それどころか、もっと集客の機会にとかいっちゃって、補助金だしてイベントまで実行してしまい、さらにひどい混雑を招いたりすることもあったり。。。

そんな中、十和田が正しすぎる英断を下しました。このような取り組みには、自治体の意思決定に携わった政治行政の方々、現場で対応された方々への敬服の念をいだきます。

それでは入場事前予約と渋滞対策協力金の徴収、そしてオンラインでの配信です。中身をみていきましょう。

○ 正しすぎる施策。蔦沼展望デッキの入場事前予約制の導入・渋滞対策協力金の徴収