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決して外の人に変革を求める人になってはいけない。

狂犬とか色々と言われている前評判の悪さもありましてw ときに、「うちの組織にガツンといってください」とか「私がいっても聞かないのでお灸を」といったような、まるで私が喪黒福造のようなご相談をいただくこともあるのです。

様々な実践をされている方の元にも、何かそのような「ぜひともお願いします」というようなご相談は少なからずあるのではないかなと思います。

が、そのようなお願いをしてくる人の多くは、これといった覚悟もなく、都合よく外の人に変革してもらい、地元や組織内での問題などの矢面に自分は立つことなく、うまく変化して活力を取り戻した地域や組織で悠々とやっていこうと心のどこかで思っている人だったりします。

そもそもとして問題は当事者にしか最後は向き合えません。企業再生だって、自分が最大債権者になったり、株主になってオーナーシップの一部を持たなきゃ進まないわけなのです。ある意味でだからこそ変化もできるし、変化によって生まれた新たな価値はその苦しいときを自ら実践した者が得られるものでもあります。

それにも関わらず、準備が大抵何もなく、そもそも覚悟もできておらず、最後に逃げるということすらあるので、そのような外の人に自分たちの都合のよい条件で変革を求める人には十分にお気をつけいただければと思うところであります。ということで、私なりの身の回りで起きてきたことを整理したいと思います。転ばぬ先の杖となれば幸いございます。

○ 被害者意識が招く、準備のなさ。

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