マガジンのカバー画像

テキストマガジン「狂犬の本音」

(ご案内)本マガジンはメンバーシップ版「狂犬の本音BASIC」に引っ越しました。以下のURLからメンバーシップ「狂犬の本音」をお申し込みください。「狂犬の本音+」のほうがエリアイ… もっと読む
本マガジン購読ユーザーは、その月分からのテキストコンテンツにアクセスできます。個別にコンテンツ購入… もっと詳しく
¥1,000 / 月
運営しているクリエイター

2024年2月の記事一覧

子育て支援に逆行する制度乱用【2/2】後期高齢者医療費制度と年金改革で現役手取りを増やせ!!(2024/2/17 #1045)

メンバーシップに加入すると全編(23:19)を視聴することができます。

子育て支援に逆行する制度乱用【1/2】現役世代への負担改善が本丸(2024/2/16 #1044)

メンバーシップに加入すると全編(21:44)を視聴することができます。

【特別音声配信】子育て支援に逆行する制度乱用を徹底解説!!

先週ボイシーとnoteのプレミアム限定でお送りしていた子育て支援についての社会保険制度改悪ですが、そもそもとして後期高齢者医療制度で現役世代の保険料が兆円単位で抜かれていることや、さらに言えば国民健康保険で赤字だからと保険組合などから金がむしり取られていたりとか、今回の子育てでの医療保険制度の前に事業主負担だけで「子ども・子育て拠出金」が巻き上げられていることなど、会社員の方がほとんど知らない問題が多々あるので、徹底解説しました。 まじで天引きだからとぼーっとしてるんじゃね

会話相手になるAIがすごい〜人間とAIの会話というインターフェイスがすぐそこまできた

世の中は生成型AIで盛り上がっていますが、ここから5年でまじでこの分野はさらに急成長していきそうですね。マネーフォワードから独立したチームが開発したというトークAIを試したけど、これめちゃくちゃすごいですね。chatから音声でのやりとりで色々と教えてくれるだけでなく、むしろ自分を考え直したり、ストレス解消をするうえでも相手になってくれそうです。 まだぎこちないところも時々あるけど、話はじめとかめちゃくちゃ自然。独居老人とか話し相手がいない人にもすごい最適でしょうし、さらに日

その場で答えを出す「瞬発力」を鍛えろ〜自分の忘却曲線を意識しよう

さて昨日まで都市経営プロフェッショナルスクール北陸富山キャンパスの集合研修で富山におりました。天気がよくて見事な立山連峰が見えて、興奮しました。今朝も大浴場から日の出前の枕草子の一節のような山際の移り変わりが見えて、本当にいい一日のスタートとなっています。 でもっと今回もプロスクールでこれ大切だよねということを整理しときたいと思います。それが質問と答えのキャッチボールをして、答えを出す「瞬発力」を鍛えようということです。 ◯ 質問されても何も答えを出さない技法におぼれてい

「移動する勇気」〜大黒柱に車をつける、が勝負どころになってきた

イオングループの前身となる岡田屋の家訓で有名なのが「大黒柱に車をつける」という言葉です。別にイオンが好きでもなんでもないんですが、商売の基本として「儲かるところに本業をシフトさせる」というのはとても大切です。特に今の日本は「地域」と「産業」と「個別企業」によって成長と処遇の格差が絶大になってきています。 同じ「日本」であっても、全く同じではない経済構造になってきています。全国がデフレで、全国で低賃金という横並び思想は未だに強いですが、実際には全く異なる状況になってきています

求められる「よそ者目線」の質的変化と日本を変える「希望の力」-地元目線から海外目線による希望の発見を見逃すな

昨今の地方における成長分野の多くは、日本国内からという内発的なものというよりは、よそ者目線の評価によって再評価されていっていものが多くあると思っています。 先日Newspicksのほうで私も次にくる地方不動産というテーマで上川地域を挙げておいたのですが、里山十帖の岩佐さんがすでに旭川も外国人ばかりで大変なことに、とありました。大雪山系の魅力はすでに外国人の方々によって評価がバク上がりになっています。 実際にニセコもそうですが、地方の魅力発見は日本人ではなく外国人によって行

【FREE】北陸宿泊施設は便乗値上げすべき理由

北陸復興割がスタートするに当たって、なんか今から「便乗値上げするな」みたいなお話が大宣伝されてて、耳を疑ったところです。むしろ便乗値上げすべき、と思うのです。 プライシングというのは経営の基本であり、事業者の経営判断の核となるところです。それについてクーポンを配るが、既存の値段のままに設定し、クーポン使えば劇的に安く泊まれるようにしろ、ということを要請するわけです。。。 何を持って便乗値上げなのか、そしてクーポン利用適応で安売りをすると何が起こるのか、今一度考えてほしいと

オーストラリアで学んだ、値上げの常識〜日本でもすでに勝ち組は始めているインフレ、人的供給制約対応。あとは賃金〜

今回オーストラリアにいって一番驚いたのはサービス産業労働者の賃金の高さです。同時に、その賃金を実現するために各店舗は様々な値上げ方法を用いていて、これは日本でもどんどん導入すればいいのにな、と思ったところです。 オーストラリアは労働党が政権を持っていることもあって、労働者賃金保護の規定が非常に細かく産業別に設定されています。未だに時給1000円以上に全国で最低賃金を引き上げるのにゴタゴタしている日本では想像できないほどにしっかりと支払わないといけないので、企業は工場とかも操