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テキストマガジン「狂犬の本音」

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2023年9月の記事一覧

人にきいていいこと、悪いこと〜答えがある問い、答えなき問いを理解しているか〜

何でもかんでも質問するという人がいますが、そういう人は絶対に成長しないので注意したほうがいいですね。バカの壁の一種です。 自分で調べもせず、知らないことは知っている人に聞けばいいくらいに思っていたり、教えてくれない奴はケチだくらいなクソみたいな態度をとるやつが世の中に五万といます。が、そういう人たちはどんどん成長しないクラスターとして集まり、退化していきます。 一方で人に聞いてはいけないことを理解し、自分で調べ、考え、行動する人はそういう人たちとしてクラスターを形成して、

さっさと終了すべき「郵便」というレガシー

先日、ヤマト運輸がメール便をやめて、郵便局のほうに業務は移管するということがニュースになっていましたよね。てか、個人的には勝手に番号が分かればかけられる電話というシステムももう迷惑極まりないから仕事に使っていませんが、郵便受けに勝手にものを投函することを通じて「情報をやりとりする」必要性ってもう実際ないと思うんですよね。 さらに言えばもう土日とか配達がないとか、人員不足で配達頻度とかも落としていくということで、今後サービスが悪くなることはあっても、良くはならないでしょう。と

【動画配信】木曽崇×木下斉「バーチャル墓標 : なぜメタバースは流行らないのか?!

地方創生とメタバースと言えば、コロナ禍で話題になったJTBメタバース「バーチャル・ジャパン・プラットフォーム」。名前がすごい、すごいぎるーーー! ということで、カニを食べにバーチャルで行ける(そしてそれが届く)みたいなお話でしたが、以下のようなプロトタイプが公開され、「え、20年以上前のプレイステーション1のゲーム画面?!」みたいな話で盛り上がりましたね。。。 確か社長の顔だけ高画質というのでも盛り上がったような…、と調べたらやはりそうでした。 でもって、本プロジェクト

これで次回があると思えるのが不思議なサラリーマン山田事件

ご本人の名誉のためにnoteだけで語りますが、人の振り見て我が振り直せ。反面教師の事例です。。。 摩訶不思議すぎる。怪奇現象です。

10年先をみた中期的な投資はリターンが大きい。

本日のVoicy・noteの音声配信でも触れていますが、ジブン株式会社経営においても、その他、企業、行政様々な主体でも言えるのは「中期的な投資を怠らない」ことが大切ということです。 眼の前に差し迫る問題に対処するのに必要な投資をすることは結構ありますよね。まぁ投資ではなく、単に問題を当座埋め合わせるだけの無駄な支出であることもありますが、資源をそこに費やすことは多くの人はします。なぜならば、「いま困っているから」に他なりません。 一方で、老後の心配や、経済低迷に向けた備え

【新番組】木下斉×岡崎正信「いくらでも話せるぞ!」スタート!!! 初回案内

さて、岡崎さんとは以前もちょこっとnoteでの対談とかやっていましたが、本格的にnoteでの連載を岡崎さんもスタートしたということで、コラボ番組をやろうということになりました。 岡崎さんのnoteは以下。公民連携など幅広い内容を岡崎さんなりの視点で解説していますのでぜひどうぞ。 まぁ岡崎さんとは普段から真面目な話1割、不真面目9割というあたりなのですが、今回は番組ということで真面目な話3割、不真面目7割程度の良きバランスになっていると思います。 まずはやってみようという

PDCA幻想ー今更聞けないPDCAのルーツと課題と解決

まぁよくいう人いますよね。PDCAだなんだというのをめちゃくちゃ信奉してやまない表面的な真面目な人。そんな人に限って、PDCAの源流を全く知らない。 本来は戦後の「日本製品はクソ!」という時代において発生した、統計的品質管理に関する活動から日本に広がったと言われています。つまりは、ものづくりの世界で生まれて錦の御旗の如く語られ、今となっては何でもかんでも概念として「PDCAを回せば良くなる」という幻想に囚われている人が多発しているという状況。 しかも口だけの人多し。念仏の

組織事情を外の人への「言い訳」に使ってはいけない理由ープロは所与の条件を常に超える

もしプロとして、一流の人材として仕事をしたいのであれば、組織事情を他人に吐露して同情をひいたり、言い訳として使っては決していけない。 岡崎さんがとある自治体からのアドバイザリー依頼について、市長からも継続での支援を言われたものの、人事異動を経て全く音信不通ということが発生した事案について以下のコラムで語っています。 カネもねー、義理ねー、おまけに礼儀もなってねー、という吉幾三が歌いそうなことが地方案件では多発します。予算はないけど本気でやります、私の責任において絶対にやり

【今週の注目レポート】高齢化の現実とインフレ、そして国内人口移動変化

少し新しい連載企画を始めます。 世の中には日々様々なレポートが配信されています。その中から、木下なりにこれは目を通しておいたら有益だと思われるレポートを毎週2-3本紹介していくものです。 ○ 老いる日本のリアルを認識しよう

いつの世にも現れる、商店街詐欺コンサルの手口にご注意を。

久々に知人が「地元で全く関わっていない人が、俺がやった!!といって他の商店街のコンサルをしている」という話をしていて、いつの世の中も変わらないものだな、と昔の思い出を思い出しました。 ということで、商店街詐欺コンサルの手口を解説しておきたいと思います。大抵の地域は成功と言われるような状態になることはお初のことで、無防備に構えて色んな人を受け入れてしまうのですが、実はそこにトンデモナイ詐欺師が入り込むことも少なくないので要注意です。 私も幾多のこの手の詐欺師問題と向き合うこ

「時間投資」という基本

プロジェクトでの成果を出そうとしたり、自らの学びを深めようとした際に「頑張る」とかそういうかなりいい加減な目標だけではだめだし、「予算」だけを獲得して外注するだけでも成果は出ないわけです。 この時に最も基本となるのは「時間投資」です。自分を振り返ってもわかるのは、うまくプロジェクトが動かない時、自分なりに学ばなくてはならない、もしくはアウトプットをしなくてはならないのになかなか進捗しない時というのは、時間投資不足ということが多くあります。 ○ 思う、考える、悩む

人生における「幸福の技術」としてのアンラーニング

山口周さんのVoicyを聴いていて、非常に考えさせられるお話をされていたので本日は触れてみたいと思います。 まずはぜひ聴いて欲しいのですが、人間には「不幸の遺伝子」があり、現代においては幸福度に強い影響を与えているのではないか、という話なんですね。 例えば「負けたくない」みたいな原理的に優位に立つために人に遺伝的にインストールされてる競争意識が下手に機能して飽くなき仕事をしてしまったりするというのがあるというわけです。過剰な競争意識により、体も心も家庭も全てがボロボロにな

国や自治体の政策がポンコツになってしまう理由〜知識に対価を払わない、フィードバックもしない、コミットメントは絶対にしないという基本スタンスが、政策を潰す

国や自治体であり得ないポンコツ政策が展開されたりすることがいまだ多くあります。あれこれいいながら、結局は補助金を配るという単純作業しかやらないものばかりですね。なんか国がつくった制度があっても、結局中身をみればあれこれいっているけど、単に補助金を配るだけ。 自治体にいけばその計画の中身も全く勉強もせずに、適当にライティングして、それで補助金をもらえたら成功みたいなアホみたいな目標設定をしていたりします。大丈夫? と思いますが、全く大丈夫ではないものばかりですね。 その根幹

輸入置換の次に理解すべき「発展段階のスゴロク」

Re:gionRadioがApple Podcastランキングで1位に先日なりまして、地味な輸入置換プロセスについて連続解説するのも関心が高い方がいるのだなと思っています。笑 各種プラットフォームで無料放送しているのでぜひどうぞ!! さて、本日は少し輸入置換のさらに発展型の解説です。 ○ 輸入置換の基本原則