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テキストマガジン「狂犬の本音」

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2022年6月の記事一覧

月末が一番効果的! 年後半に向けて学びと実践を加速させよう!!

さて早いもので2022年も半年が終わりですね。おそろしや。 昨晩はちきりんさんと参院選も迫っているということで、政策論点をもとにして互いの意見を出し合うライブアワーを2時間お送りしました。前半はちきりんさんのチャネル、後半は私のチャネルでプレミアムリスナーになると聞くことが可能です。 こちらもプレミアムリスナーになるのはWEBから申し込むのが一番よいのでアプリから申し込むと3割も割高になり、なおかつ毎月申し込まないと聞くことができません。WEBから申し込めば安く自動継続さ

【データでみる地域のキホン:1】人口ピラミッドのコブはいつ無くなるのか?!

さて、今回から定期購読者限定コンテンツとして地域に関連する基礎知識をデータなどを紐解きながら解説をしていく特集をえぞ財団で知り合った神門崇晶さんとスタートします。 あれこれデータを調べながら、これは地域のキホンとして知っておくべきだよね、という前提情報を整理してアップしていきます。月に2度程度を目指して連載をしていきますので、どうぞよろしくです。 ○ 共同連載者:神門崇晶さんの自己紹介以下、神門さんの自己紹介です。 さて、本題に進みましょう。 ○ 初回テーマは「人口ピ

夏休みは親子ともに経済経験を蓄積する絶好の機会!

さて、夏休みが近づいてきていますね。夏期講習だの、受験なども結構なのですが、そもそもとして経済スキルを基本的に身につけることのほうが大切だと思っている私でございます。自分なりの経済的なスキルの基盤を持つと社会の見え方も変わり、その上で何を、どのように学ぶのか、ということと向き合うことになっていきます。 そういう意味では子供であろうと大人であろうと、自分で営業し、生活をしていくことが普通だった60年ほど前であればそれほど大きな問題ではなかったものの、9割が会社員公務員である現

【Voicyライブアワーのお知らせ】24は教育AI、25日は地域おこし協力隊ネタで開催します。

ちょいとVoicyの仕組み的に2つのライブアワーを立てられないので、こちらでお知らせ入れておきます。ひとまずライブアワーを楽しみたい方は、Voicyのアプリを入れて、私のチャネルをフォローしといてください。 私のチャネルは以下です。さらに、ライブアワーはフリーで聞ける設定ですが、アーカイブはプレミアムリスナー限定なので ○ 24日17:00すぎ〜は教育ネタでぶっちゃけ配信24日はスタディサプリAI研究所所長などを務めている小宮山さんとお送りします。17:00すぎ〜予定して

「お金に弱い」という幻想〜自己評価すべき3つの能力と2つの力〜

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絶対にやってはいけないリノベーション事業計画、5つのあるある。

久々に大阪のサルトコラボレイティブの加藤さんから声がけあって、リノベーション系のプロジェクトを推進しているという大阪府高石市に初訪問してきました。 夜に地元で取り組む方々との対話のような時間があったので、やっていることを聞き、数字まわりとかをみると、本当にいい人ばかりなのですが、これでは連鎖型とかで事業が回っていくことはないなーということで少し厳しいことをお話しました。けど、まだ1つはこれから事業を始めるという段階だったので、よかったです、というお話でした。 なんとなくま

農業高校生による農産物販売を中止させようとした時代遅れの茨城県教育委員会

ほんと時代遅れな判断をして大騒ぎになっている事案です。 農業高校生による農産物販売を中止させ、かわりに無償で配布しろ、という方針を打ち出し、反発を受けて方針転換となりそうという話題です。 販売した牛乳(加工品ですね)に雑菌が混ざった事案が出たから、その学校の販売を一時中止して衛生管理など保健所などと協力して対策するというのであればわかるわけです。それが、単に農作物の販売そのものの全面中止に追い込むという全くもって事なかれ主義の対策を講じようとする県教育委員会の姿勢に大変な

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個人事業主社会と会社員社会〜1960年代に逆転したシェアがまた変わり始めている

Voicyでこの数日配信をしているのですが、結構これ地方においても重要な考え方なのでこちらで適切な資料などを残しておこうと思います。というのも、地方移住=地方雇用という話になりがちですが、必ずしもそうではないわけです。 というか会社員が基本の日本社会というのは実はこの半世紀くらいで、弥生時代から江戸時代、明治、大正どころか、昭和40年くらいまでは普通に個人事業が基本の社会だったのです。 と考えると、実は地域における新たな産業というのは別に起業とかスタートアップとかそんな洒

【お知らせ】6/24 20:00〜「建築と経営」をテーマにして対談します!!

さて!! 久々の対談配信です。リアルタイムは無料配信の企画ですので、ぜひお気軽にご視聴ください。以下のpeatixからお申し込みください。 アーカイブについては、「狂犬の本音+」と「LDLマガジン」購読のLDLメンバーが視聴可能になります。 対談相手の高橋さんは創造系不動産という面白いコンセプトでお仕事をされています。そもそも建築と不動産はある意味での面と裏みたいなところでもあるのですが、残念ながら日本において融合的学問としては取り扱われていません。実際に建築設計は設計業

JALとANAのシーソーゲーム

JALもANAも15年来のステータスメンバーでいずれも利用していますが、以下のような記事が出ていたので、私なりのご意見をあげておきます。JALの財政再建期間中からみると今の結果がよく見えます。 ○ 定期的に変動するサービスレベル

単に「みんな」でやったら烏合の衆〜やらないやつに限って群れたがる。それではスイミーは不可能〜

私はnoteでも、書籍でも常々かいていますが、「みんなという人はいない」と語り続けています。そういう適当な主語を大きくして、結果的に自分は大してやらないという人があまりにも多すぎるのです。大抵の動機は、適当に「やった感」を出して乗り越えようとする適当仕事になれすぎた人がそういうことをやりますね。本人に自覚があるなしに関わらず、そういう仕事の仕方は生産性が低く、全くもって話にならんことばかり。 ○ 基本は個人研鑽しかないFBにも書きましたが、基本はすべて個人研鑽なのです。

【FREE】そもそも金融所得倍増計画の前に必要なこと

金融所得倍増計画というお話がぶちあがっているのですが、投資に回す貯蓄が十分ない世帯が多いってのは現役世代ではかなり多くいるのは実体です。そもそも金融所得というのは、手元にある金融資産の運用によって生じる所得を指します。これを倍増させようというお話なのですが、そもそも金がねーというお話が出てきちゃうわけですね。 金融所得を倍増できれば良いことはもちろんありますが、いきなりそんなことが実現されないのはなぜか、解説すると共に、解決に向けて政府ができることについて書いておきたいと思

地方に必要なのは、時間を稼ぎに変えるコト

地方において安くたくさんからの脱却が必要なのは述べてきている通りなのでありますが、高く少なくても価値が認められていくものとはなにか、という上で「時間」という要素が大きくあります。 日本の地方には歴史や文化にかけてきた時間が多分にしてあり、幸いにして日本は長期に渡り多少の内戦はあれど1000年単位で継続してきた系譜もあるので、神社仏閣、工芸品など地方に残るものが多数あります。 が、それを普通に価値として認識して、稼ぎに転換してきていないものが多数あります。結果的に、働く人達

強い地方ビジネスは「不動産」より「○○」に投資する

地方に続々と目的地になるレストランがありますが、それだけでなく開発施設などでも言えるのは、地方は土地代が安いが強みということです。でもって、それをうまく活かせているビジネスは伸びているし、逆に地方のくせに下手に不動産が高い立地や、無駄な開発で建物に金をかけすぎたものが駄目になっていたりします。 先日も紫波町・オガールプロジェクトの第一弾施設であるオガールプラザの10周年記念イベントを開催し、登壇していましたが、全く何もたっていなかった雪捨て場のまとまった土地だったというのは