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テキストマガジン「狂犬の本音」

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2022年3月の記事一覧

内部でつぶしあいしても、得するのは他の地域なだけ〜世代変化で地元内の揉め事が変わってきた〜

井の中の蛙大海を知らず、とは言ったものですが、どうにも地元の中でポジションをとっている人たちは地元の中で揉めることが大好きだなーと若い頃は思っていました。しかしこの構造にも変化が出てきていると感じています。 ○ 世代によって変わる揉め事事情

「マスコンテンツ」から「メンバーシップコンテンツ」への変化

ネットでのコミュニティの在り方がかなり変わってきてるなと思ってます。それに伴い、確実に情報の流れも変わり、コンテンツも変化してきていると思います。 実際に私のnoteやVoicyとかでの配信などについてもこのあたり強烈に感じるところでもあるので、まとめておきます。noteとかでも発信をしている方々にも多少なり参考になるかもしれないので発信します。地方での情報発信とかもおそらくこの方向へと変わっていくと思っています。 ○ インターネット普及率で変わったオンラインでのコミュニ

高校生の金融教育に見る、日本人の「お金観」〜保守的防衛的な意味合いで、生活をより豊かにする前向きな話にならない〜

高校生が金融教育を受けるようになるっていうので、どんなんかな?と思えば、ちょいとあまりに後ろ向きすぎるのです。教材見ながら日本人とお金の関係について書いておきたいと思います。悪くはないんだけど、とても生活防衛的なお話が中心になっています。サラリーマン養成所的な高校においてはいいかもしれないけど、もう少し若い頃であればアグレッシブにお金と向き合ってよいのではないかなーと思うところです。 私は前向きに皆が若い頃に稼ぐ力をみにつけて人生選択の幅を広げることのほうが大切だと思ってい

会議と資料作りを仕事だと勘違いしている「サラリーマン山田型人材」と付き合ってはいけない〜物事は意思決定者とだけ話せ〜

基本的には私はトップと話をするというのを鉄則にしています。 意思決定が自分でできるトップです。なぜならば私が3万年くらい人生を生きられるのであればどうでもいい会議に付き合ってもまぁいいですが、100年も生きられるか怪しい人生において、どうでもいい人に時間泥棒されるのは何よりも嫌いだからです。全てにおいて時間は最も重要な希少資源です。

来年度観光庁予算から垣間見る、コロナ禍における日本観光政策

さてGoToトラベルキャンペーン予算が1兆円以上積んだまま執行できずに、立ち往生している件について触れましたが、本日はそれでは観光庁予算ってどうなっているのですかね、ということについて整理します。 トラベルジャーナルの2/14号にも私のほうで寄稿しているのですが、よりポイントだけをつまんで解説します。 ○ 予算書をみてみると、結構わかることは多い

アンサーnoteから学ぶケーススタディ〜安くたくさんが地方を滅ぼす理由〜

noteを結構な頻度でアップしていますが、購読してくださり、その内容をもとにしてご自身の地元での体験を発信していただくと、さらにこちらも学びことがあってありがたいですね。アンサーソングならぬ、アンサーnoteですね。笑 今回以下の人口350人の離島である粟島に住みながら、リモート仕事をしつつ兼業で地元の漁師のお手伝いをされて気づいたことがアップされていました。 ○ マーケットを理解するなら、まずはググれ、の時代

日本を腐らす、誤った「コスパ脳」〜1000兆円超預貯金時代に求められるデフレ思考からの脱却〜

先日FBに以下のように、金を使わないか、を考えすぎておかしくなっている人について書いたら、結構賛同される方も多く、コメントも頂いたりしたので、noteのほうでも掘り下げておきます。

この国際情勢の中、選挙対策のために年金受給者にさらに5000円、総額1300億円を配ろうとか話している件

さて、怒り心頭なのでひとまず書いておきますね。このご時世に、このふざけた老人優遇政策を自民党と公明党幹事長が揃って官邸にいって岸田総理に話をするという、お花畑のお話です。。。 賃金、物価が年金支給額に影響するのは当然なのに、それを払拭するとか意味不明なことを言い出しているわけです。 さらに、その対象者は貧しい老人ではなく、そこには10万円を配ったから、今度は資産がバリバリある老人たちも含めて5000円、総額1300億円配りましょうという提案らしいのですね。 参議院議員選

狂犬ツアー@霧島開催!定期購読者限定クーポン配信

さて、今年初開催だった狂犬ツアー@秋田から2ヶ月が経過しました! 2月3月はマンボーとかもあったので何かと面倒なので一旦おやすみしましたが、これ幸い4月は波的にいけそうだなということで開催します。 今年一発目の秋田の模様は五城目などの現地レポート動画含めて以下のnoteでまとめていますので、ぜひ追っかけ学習したい方はご活用ください。 ということで、今年二回目の狂犬ツアーは4月16日(土)に鹿児島県霧島市での開催になります!! 以下のサイトで既に申込み開始しておりますので、

地方観光地が注目すべきベビーシッターサービス〜パワーカップルを狙った新需要を取り込め〜

地方のまあまあな観光地にいっても日本では、シッター派遣とかのサービスが全くないんですね。ちょうど今度とある日本有数の温泉街がある近くにある「目的地になるレストラン」の調査に行くのですが、友人ファミリーが子供を預けていこうかと思ったら、なんと全くそういうサービスがなかったのです。全くもってナンセンス。観光振興とか言いながら爺さん婆さん市場しかみてないのー?! と驚くばかりです。 これは地方にとっては実はとんでもない機会損失だと思います。サービスの必要性と、対象とする子育て期の

調査で見える、強力に戻るオフィスワークのリアルと移住できない人たち〜コロナで地方へ人が、という幻想が終わりを告げる〜

すっかり新型コロナウイルスについての報道の量も低くなり、より喫緊課題となっているウクライナ危機のほうに視点はシフトしていますね。そうこうしている間にイギリスでもコロナ規制は解除され、アメリカでもマスクは全州で解除と、着実にコロナ許容社会へとシフトしてきているように思います。コロナによって都市から地方へ、みたいなお話はそもそも無理がある筋書きでしたが、そんなことはほとんど起きないままに社会は次へと変わろうとしていると言えます。 コロナ禍になり、ようやく日本でも非効率なオフィス

国際女性デーに「生意気なことをいった身内の女性に実際手を上げたことがあった」というコラムを掲載する地方紙の恐怖

猪谷千香さんのTwitter経由で稚内プレスの「国際女性デー」に併せて掲載されたコラムを読んみました。かなり衝撃的なコラムなのですが、いつの時代に書かれたものかと思ったら今年だというので、そりゃヤバいということで、改めて地方から女性が続々と出ていく闇の実態もよく分かるので取り上げて置きたいと思います。 とはいえ、内容的には爺さんたちが集まる地方飲み会のデジャヴのような感じでもあります。。。ただそれを国際女性デーの日に、地元紙として掲載するというセンスが本当にヤバいと気づいて

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【FREE】起きてもいないことで心配してストレスを抱えることほど無駄なことはない。

さて、久々に無料記事をアップしておきたいと思います。 昨今の新聞、雑誌、テレビ、オンラインメディア。 どこもコロナでの煽りで稼げなくなったら、今度は国際危機を煽って、第三次世界大戦だ、核戦争だと稼ぎに回るメディアってのはクソだなと思わされるところ。。。冷静かつ分析的な記事や番組構成できないのかね、と呆れるところです。先の大戦でも新聞などのメディアが煽ったというのは有名な事実ですが、本当に凝りませんですね。 ということで、正直なところ様々な危機の可能性なんてもので一喜一憂し

4段階で考える、人材の市場価値を決めるファクター〜地域、社会を変える教育、人材開発の前提となるもの〜

先日お世話になっている方からご紹介いただきました、SHIFTの丹下さんが過去の社内報をnoteに転載されているのですが、大変興味深いコラムだったので、これを元にした私なりに整理したいと思います。 テーマは人材の市場価値です。 私たちはどこの組織で働くにしてもそれは一定の契約、取引をしていることになります。自分の市場価値をもとにして企業と取引し、給与を査定してもらって働くわけです。 それでは市場価値ってどのような視点で変わるのか、というお話になるわけですが、このあたりを人