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テキストマガジン「狂犬の本音」

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2022年1月の記事一覧

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金沢駅前経済レポート〜金沢フォーラスのリアル〜

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競争が減る地方、競争が増す東京〜需給実態と競争環境から見える隠れた地方の優位性〜

早稲田商店会の時代から視察に来られる方が大抵東京をみて言われるのは、「こんなに人が歩いていていいですね」という言葉なんですよね。だけど、それって何を意味するか、わかっていない方も多くいます。まぁ人がいるから商売がやりやすいなんて、今の時代においては幻想なんですよね。 ○ 人がたくさんいるということが意味すること

地上波では決して流せない「世界一受けたい授業」狂犬版

昨日世界一受けたい授業における移住定住の回が放送されました。年末に収録があったのですが、無事放送。見逃した方もTVerで追っかけ再生できるようなので、ぜひどうぞ。(便利な時代ですよね) なかなかあれこれと発言したのですが、地上波ということでそこはことごとくなかったことになりましたので、ここで狂犬版補習をさせていただきたいと思います。 だけど、マスに伝えるってことが勉強になる機会ではありました。ほんと。こんな内容は流せないですよね。笑 私がいかにマニアックすぎますかを痛感し

事前に配られた資料を朗読する究極に無駄な時間〜何も起きてほしくない事務局と、資料すら読まない偉い人〜

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これは現場の人を別に糾弾するつもりはないんだけど(といいながら、議論をしてほしくないという理由でわざとやっていると思う時もあるからそれはナイわーと思うけど)、配られた資料を会議の冒頭に1時間近くかけて事務局が説明を続けるアホな時間。本当に無駄だなと思うことしきりでございます。 テレビ会議になって事前に資料を送ってきているのに、その説明を会議でしてくださるということもまた、大変びっくりします。 なんか昔から識字率が高く、勤勉な国民と言われたりしている日本人ですが、まともに皆

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ケチではまちは変わらない。

どうもまちづくりっていうと、普通にビジネスを普段やってる人すら変なイメージに囚われて変なアプローチをしてドツボにハマってしまうんですよね。 自分の事業でそんなことやります?っなことを指向する。普段役所とかのやり方が変だとか言ってるのに、なぜか自分でやるまちづくりになったら、自分も税金垂れ流し同様に身銭切って赤字作りに行くような話になってないですか、と。 でもって、損はしたくないからケチな話になっていくんですよね。その金額は出せないとか、金が惜しいって話になっていくのです。

遅刻せず、欠勤せず、働かず、が生み出す全体観なき「狂気の仕事」

世の中には真面目で、学校でもそこそこ優秀で、しっかりとした組織で働いているものの、それが故に問題が起こっている場合も多数あります。ほんと、真面目に、適当に、全く意味のないことを、仕事だと思い込んでやっているので、大変救いがないことになってしまいます。

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適当センセの、適当まちづくり問題

僕は基本的には教育投資を拡大すべきだと思っています。いい先生もたくさん知っているし、今年からAIAとしてはいくつか大学との共同研究PJ系を強化していこうと思っています。個人としても学びと研究の時間を多くとろうと思っています。 とはいえとんでもない、お前何なんだよ、という不勉強な先生もいるのです。

未来のない爺が地域の未来について語るという滑稽な話に巻き込まれてはならない!

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いやー久々にキレたわ、失礼さに。 先日訪問した某市でのウォーターフロント開発?だかなんだかしらんけど、とある案件のつながりの立ち話でその超高齢首謀者が相談をしたいというのですね。で、本日、その会議につないだ冒頭で上から目線で「あんたの実績をいっとくれ」みたいなググレカスみたいなことを言い出す始末。は?なんでお前らにプレゼンして営業しないといかんのよ。本でもネットでも調べて考えなさいな。むしろ何もリクエストないのに人に連絡をとる段階で意味不明。 そもそもつないだ先の会議室に

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高齢社会白書から全世帯の半数以上に65歳以上が生活する今を読み解く〜今後必要となる新たな賃貸住宅市場とエリア開発〜

少子高齢化もいよいよ団塊の世代が一通り後期高齢者に入る2025年。日本社会は大きな転換点に入ると、多くの方が話していますね。すでに人口推計などでも予想されているところですが、政府も高齢社会白書なるものを出すようになっています。 これらを見ていけば、「わかる未来」というものが見えてくるところですし、まちづくりにおける新たなテーマ、逆に言えば需要というものも見えてきます。特に住宅選択形態が多様化してきていることもわかっているので、まちづくり分野でも基礎になる「住宅(ハウジング)

自分の意見で生きていくとはなにか。

ちきりんさんの新著が発売になりました。「自分の意見で生きていこう」というタイトルの通り、これからの若い世代に向けた「自分の意見」をどのように持って生きていくか、を主題にした一冊です。 と、この本の解説の前に、この本を読み解く上で、これまでのシリーズも併せて読むのがかなり重要と思いますので、これらの本の私なりのポイントに触れたいと思います。 ○ 自分の意見の基礎を形成していくシリーズそもそも自分の意見を持つというのは、自分のアタマで考えるロジカルシンキングの基礎が必要です。

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【動画】藻谷浩介氏、鳥取県知事・平井伸治氏との新春鼎談「新時代の羅針盤」

昨年末に収録した内海テレビさんの新春鼎談番組がオンライン配信も行うことになったということで、こちらでもお知らせさせていただきます。 予告はこちら。もともとは地元ケーブルテレビだけでの放送予定だったのですが、好評だったということで配信になりました。 ○ 人口が少なくても豊かになるというのは必然人口減で地方が貧しくなるのではなく、成長期に確立された「地方」と「都市」の関係の従属関係を固定化するから貧しくなり、結果人がいなくなっていくということを解説しています。

地域に転がる変化のチャンスがわかる、2冊

さて、年末に2冊の本でのご縁をいただいたのでこちらでご紹介したいと思います。 ○ 地域経済の鍵を握る一つは「工務店によるエリア再生型まちづくり」

貧乏エリートによる「嫉妬資本主義」が日本の成長を潰す?!〜経済に必要なのは嫉妬よりも称賛というプラスエネルギー〜

日本の今の問題は、エリート街道できたはずの人が大して成功できずに終わるというリアルです。しかしさらに深刻な問題は、そのようなエリートたちが束になって、エリート街道とは全く違うラインから挑戦し、成功を収めて、富を得ている人たちを叩くという構図です。 そういう意味では経済的に「貧乏」というよりは、精神的「貧乏」とでも言いましょうか、社会全体感よりも自己肯定感のためにあれこれ動き回る業界団体やら企業やらの民間、行政組織の中堅以上の方々が残念ながらそれなりにいて、過去の維持、継続こ

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新春挨拶 Z世代に学ぼう

いやーもう2022年になりましたね。令和4年、本当に早いもんですよね。