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テキストマガジン「狂犬の本音」

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2021年2月の記事一覧

【まちづくり幻想】今夜イベント開催、未だに役所頼みの再開発...

メンバーシップに加入すると全編(16:35)を視聴することができます。

いよいよ3/6発売!!まちづくり幻想、立ち読みコンテンツ配信

いよいよ来週発売となりました「まちづくり幻想」。amazonだけで1500以上のご予約を超えてきております。多くの方にお読み頂いた上で、SNS上で #まちづくり幻想 で、自分のまわりでおきた幻想問題についてシェアをして知見を集めていければと思います。 まとまれば、転ばぬ先の杖、になろうかと思いますので、どうぞ集合知形成ら皆様お力をお貸しください〜! 今夜開催のこちらのオンラインイベントにも既に200名以上のお申込みを頂いております。リアルタイムで見れない方はアーカイブにして

行政・NPOなど非営利組織ほど会計知識が本来大切である理由

どうにもお金の話というのは「金儲け」の話のように受け取る人が多いのですが、そんなことはなく、「限られた資源を適切に管理する」という意味合いが非常に強いです。 昔とある役所関係の仕事のベテランから「僕らはお金を使うプロだから」というお話をされたのですが、お金を使うプロなんてものはなく、お金を稼ぐのも、使うのも同義なのです。なぜならば両方限られたお金という資源を効果的に活用するという視点で、効果的に稼ぐためには、効果的にお金を使わないと無理なんですね。また逆に稼ぐからこそ、より

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官僚たちの冬〜戦後の接待と平成に失われた政策官民連携力〜

菅さんの息子と総務省の方が飲食をともにしていたということから、接待問題みたいな話が出ていますね。ま、もちろんそこに何があったのか知らないのでなんとも言えないですが、かなりヒートアップしている感は90年代のデジャヴュでもあります。 高校生の頃、つまりは1990年代後半はまさに官僚バッシングの嵐でもありました。そんな中で商店街の企画も当然ながら、官僚の方々は会費制が一番良いということでそういう制度でやっていましたが、極端な場合は会費ですら断り、一切飲食の場には出ていくなと言われ

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【言い訳をやめよう】奈良での大仏商法の話と共に、観光凋落で財政再建団体間近の京都、狂犬ツアーについての告知

メンバーシップに加入すると全編(23:52)を視聴することができます。

【FREE】公民連携において、役所の調整、資料作成は民間の仕事にしてはいけない理由

役場内の調整は民間の仕事ではない。 それだけは十分に理解してもらわないといけない。プロジェクトに必要な知識と経験がないのは仕方ない、だけどそれは外注するのではなく自分たちで学ばなくてはならない。 同時に、役所内の調整に必要なものまで外部にもとめて、どうして民間との連携した事業ができると思えるのだろうか。説明に使える資料ありますか、なんてことは絶対に言わないほうがいい。まともな民間はドン引きだからね。資料はもらったもので説明しても絶対に相手は納得しない、なぜならば説明者がわ

【予約者無料】「まちづくり幻想」2/27開催・事前予約者限定イベント申し込み開始

3/6発売予定の「まちづくり幻想」ですが、おかげさまで多くの方に事前申し込みを頂いております。誠にありがとうございます。 そこで、事前申込者限定で2/27 19:00〜1時間程度オンラインイベントを開催しようと思います。事前予約済のスクショやレシート写真をフォームで添付して申し込みください。本イベントについての参加料はかかりません。 以下のフォームからお申し込みください。 当日は本の狙い、概要解説を細かな見出しをもとにさせて頂きながら、幻想問題が地域にとってはプロジェク

地方に必要な選択肢があるという「価値」

選択肢がないというのは、怖いものです。 何かうまくいかなかった時、逃げ道というものがないからです。そうなると、もはや自分に合わないもの、うまくいかない場でどうにかするしかなくなりますが、どうにもならないこともあるわけです。 学校という場も典型的なその一つでしょう。私は別に学校に行っても行かなくても勉強もできるし、世の中の仕組みついては学校の外に出たほうがよく分かるとおもっています。が、未だにそれでも教育プログラムが「学校」という箱に拘束されてきていて、非常に高コストなその

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通信速度表示のある施設がほぼない件〜施設整備時からの通信インフラ世代更新計画の必要性〜

出張で地方の宿に泊まること20年近くですが、昔はそもそもネットが通じていませんでした。笑 なのでPHS回線とかが届くエリアであればそれでパケット通信していたのが懐かしいものです。が、時代は変わりまして、インターネットが通じます、という宿が増加し、最近だと、WiFi飛んでます、みたいなことは言うのですが、これが何しろ信頼できるとは限らないのが困るのです。 というのも、インターネットは既にインフラとなっているわけですが、その品質は保証されていません。水が出ると書いてあったのに出

賃貸か、分譲か、の議論の前提にある住宅政策の系譜を捉えよう。

年末から月イチ開催している、ちきりんさんとの対談配信ですが、今月は2/18日(木) 20:00〜開催となりました。 今回のテーマは住宅ネタでは永遠の議論になる賃貸か、分譲かみたいなお話がありますが、そもそも論として日本の住宅政策ってどういう系譜が変化してきたのか、という視点と共に、諸外国と比較してどうなのという点について議論したいと思っています。 その参考図書として砂原庸介さんのこちらの一冊を指定しました。私のほうでも何度かご紹介しているものですが、住宅政策、特に政治的な

書籍「平成都市計画史:転換期の30年間が残したもの・受け継ぐもの」を読んで感じる、平成という時代の変化とジレンマ。

饗庭先生より頂いた一冊を今朝拝読。平成を舞台にしつつも、その前の時代からの都市計画骨子について時系列で整理していくというかなり超大作な一冊になっています。平成も31年ありましたしね。そして日本経済にとっては戦後昭和の成功、そして熱狂という中から、バブル崩壊後の低迷という長いトンネルを潜ることになる平成。ただ考えてみると、昭和の負の遺産処理に明け暮れて失われてしまったという点も多くあります。 都市計画についても、時代の変化に追いつくのが必死という感はあります。そもそも線引と容

席が回ってくるのを待ってたら、自分の人生のほうが終わる社会になった理由

日本が少子高齢化になって久しいわけですが、それに対応した社会構造変化がなかなか追いつかないということが各所で見られます。地域においても同様で、かつてであれば、年齢による順序ってものがあり、席が回ってくるのを待つのが礼儀、みたいなところがありました。 が、ここまで平均寿命があがり、人生100年、下手したら120年時代みたいな話になってくると、席が回ってくるのが先か、寿命が先か、みたいな話になってきます。 いずれ席が回ってきたら、ちゃんとやろう、なんて思っていたらもはや会社も

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MIYASHITA PARK訪問、立体的な公園のあり方について〜米国・NYC、中国・深圳、日本・渋谷等を横断して考える〜

なんか今さら感ですが、都市部をうろうろすることが昨年めっきり減ったこともありまして、宮下公園の改築後に初めて行ってきました。行ってみて、なんとなくもやもやすることもあり、noteに書いておこうと思います。この手の立体的な都市の共有部、公園というものの存在について、アメリカニューヨーク、中国深圳、そして日本の渋谷というものを現地に行った時の写真や事業フレームも見ながら横断して考えてみようかなと思います。 ○ 宮下公園の変化もともと宮下公園自体が、ナイキパーク騒動など含めてすぐ

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まずは「動機」から始めよう。

様々なご相談を受ける中で一番困るのは、動機がはっきりしないことです。 人が意志を決めたり、行動を起こしたりする直接の原因。https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E5%8B%95%E6%A9%9F/ なぜそれをその人がやりたいのか。その動機というものがあやふやというのは、困るのです。まずは他人に伝える前に自分との対話の中で「自分はなぜそれに取り組みたいのか」という問いを建てる必要があるのです。人生での何か強烈な経験であったり、何か切羽詰まった

¥500