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マニュアル通りに生きていたら楽だったのかね?

結局、自分はマニュアルを嫌っていたから、このザマなのかな?と思うこともある。

以前はハウツー本やマニュアル本、ビジネス書なんかをよく読んでいたけど、最近はあまり読まなくなった。ビジネス書は仕事で知識が必要になることがあるから時々読むけど、自分の知識のためにはほとんど読まない。

オーディオブックで聞いている歴史や哲学、科学なんかに関する話題の本が、ビジネス書に分類されていることが多いので、そういうのを含めたらもしかしたらビジネス書になるのかもしれないけど、「この問題を解決するたにはこうするべし」っていうノウハウ本はほとんど読まない。

結局、読んでも私は実践できない人間だから、読むだけ時間の無駄だったってわけだ。ってことは、読書に費やしてきた膨大な時間は無駄な時を過ごしてきたのかもしれない。

子どもの頃から、大人の言うことを聞くのが嫌だけど、点数稼ぎだけはしたいという、心底周りからは嫌がられる人間だったので、心の中で「あっかんベー」しながら言う事聞くフリだけして、いつ、どうやってそのレールから外れてやるか、って機会を伺っていた。

だから、自分から人生の王道のレールからは外れてみたわけだけど、外れてみたら行き先がわからない。わからない、ってまま、この歳まで来てしまった。子どもが成人して、もうすぐ就職するっていうのに、いまだに親である私自身が自分の人生に迷い続けている。

ふと、自分が今までに読んできたマニュアル本の読み方も、子どもの頃に周りの大人に「あっかんべー」しながら点数稼ぎだけしていた頃の態度と同じだったのかも、なんて思った。

おそらく、本に書いてあるとおりになんでもやったら、ある程度の成果は出せたかもしれない。でも、自分は酷いアマノジャクだから、「こんな内容」って、読みながら頭のどこかであっかんベーしていたような気がする。

だから、結局、何も身につかずに、読書の時間だけ無駄に過ごしてきたのかもしれない。

まあ、マニュアル通り生きてきたら、もう少しまともな人間になっていたのかもしれないけれど、マニュアルの知識だけで頭をパンパンにしながら、行動が伴わない生き方をしてきた結果が、今の情けなくも仕方がない自分だと考えると、まあ、いいか、と思うだけ。

かと思うと、息子には世間様のマニュアルにはある程度沿って生きたほうが楽だよ、と教えているのだから、私自身大いなる矛盾かも。

アラフィフ、更年期、精神不安、それでも母ちゃん、今日もなんとか頑張るのさ。

道なき道を行くことを切望しながら、結局、わが道も切り開けずに、ただただ情けないこの身体を引きずりながら、積み重なっていく年齢になんとか抗いたいと、結局健康維持のマニュアルを紐解いている今日この頃。

結局今もマニュアルかよ!って、やっぱり自分、大いなる矛盾!!

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