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ザ プリンス パークタワー東京宿泊記(2022年11月宿泊)

プリンスと私

ザ プリンスと「ザ」が付くのはプリンスホテルのシリーズでは最上級クラスらしい。もともとプリンス系列のホテルは琵琶湖や名古屋で滞在歴がありいずれも好印象。その最上クラス、どれほどレベルの高いサービスをしてくれるのか?

東京タワーのそばにあるここは東京タワーの写真撮影の時に遭遇していた。芝公園の山を超えたらヌッと巨大な建物が目の前に現れてギョッとしたものだ。もちろん泊まるのは初めて。

あれに見えるはパークハイアット東京?

ちょうど免許更新の日であった(ってか合わせたのだ)。ペーパーゴールドのためw 都庁での手続きが午前中思いの外早く終わったのでだいぶ早いが荷物だけでも置かせてもらえればと突進。

レセプションで勝負だ!

プラン
東京タワーを臨む32階クラブラウンジアクセス付プレミアムクラブフロア
プレミアムキング(バルコニー付き) (ダブル)

動画で見ていたゴージャスな内装。さっそくフロントがわからんww。ちょっと彷徨いたあと、最初ティーラウンジかなにかと思った一角がレセプションだとようやく気付いた。一流ホテルはレセプションから違うものだ。

意を決して足を踏み入れるとホテルのおねえさまがつつつと寄って来て「チェックアウトですか?」と。そりゃ12時前だからそう思うわな。

「いえ、チェックインです」「ショートステイでしょうか?」

早く来すぎてゴメン…。

「いやあの…早く着いたもんで…ぷ、ぷれみあむらうんじで取ってるもんですがこちらでよろしいですか(またキョドってしまう) 予約した少佐といいます」
「ただいま確認いたします(キリっ)」
しばらくして「少佐様、お待たせしました。32Fラウンジの方でチェックイン承ります」

勝った!(なにに?)


吹き抜けにするのは他のプリンスでもよく見る。こだわりなのかな。

エレベーターで階上に上がりラウンジにてチェックイン。無事アーリーチェックインも出来た。一応平日で空いていたせいだろう。「早く入れろ」とか無理言ってませんよ。

プレミアムラウンジ(ティータイム)

で、この自慢のプレミアムラウンジ。まずウエルカムドリンクにシャンパン。ふむ、悪くない。昨日家で飲んだクレマンと遜色ない。そんなにシャンパンなんてわかんないけど。

食べ物はまだダメかなと思ったがクロワッサンやらデニッシュがズラリ並べられている。遠慮なく頂いた。食べれてよかった🥐 パンのみならずマカロンやフィナンシェも絶品。お昼代が浮いたケチですかそうですか。

当然飲み物も飲み放題選び放題。ひとつ大きな発見が

縦長でかなりユニークな形状のティーバッグ。初めて見た。飲んでみたらうまいこと。TWGもよかったけど、これもかなりイケてる。ドイツのメーカーだとか。有名なんだろうな。

Amazonでも扱っていた


お部屋拝見


目一杯食って飲んだのでぼちぼちお部屋へ。部屋に入るとスマホがホテルのWi-Fiに知らぬ間に繋がっていた。やっぱりプリンス系列はどこもパスワード同じなんだな。機種変したのにちゃんとこの新スマホにも引き継がれているのもすごい。

荷物置きの棚が畳張りなのはちと謎だな。初めて見たかも。

トイレの照明のスイッチがどこかなと探しまくったら自動点灯だった…。トイレ自体は自動開閉ではない。でも用を足したあと勝手に水が流れる仕様だ。

お風呂・洗面所

レインシャワーはなかったと思う
洗面所とベッドルームを緩く繋げるのは流行りなのかな
高級ホテルの証(?)体重計
emery boardってなに? とググってみたら爪やすり?!
マウスウォッシュが置いてあるのも初めて見たかも

こういうシースルーバスルームってどういう意図で設計されてるのだろうか。恋人同士や夫婦であっても自分が風呂入っているところをそんなに見られたいもんかね? 二人で一緒に入るにはちと無理があるし。

戸を締めることはできるのよ

ベッドまわり

パジャマはセパレート! プリンスはいつもこれのような気がする。生地がだいぶ薄いけど基材は100% コットンらしい。

机があるのはやっぱりありがたい


木の箱にお菓子でも入っているのかと思ったら電気関係だった
BOSEのBluetoothスピーカーあり

お茶関係

秘密基地のように引き出せる
ここの紅茶はロンフェルトではないのね

プリンスウォーターに照明が当てられてる感じ。

バルコニー

バルコニー付き! かなり狭いが外に出ていいみたい。

残念ながら東京タワー側ではなかった🗼 例によって安売りプランだからね。

でもスカイツリーが見える
カーテンは電動

少しウダウダしてフィットネスルームへいくことにする。部屋の外に出ようとカードキーを抜くと、おや?ここもキーを抜いた瞬間に真っ暗になった。高級ホテルはこれがデフォルトなんだろうか?

フィットネスルーム

(人がいたので写真はまったく撮っていない)ここのフィットネスやプールは泊まり客以外でも会員制で利用できる。よってロッカールームがある。名古屋と同じく自分で暗証番号を設定する。

しかし私が割り振られたロッカーの電卓みたいな数字入力ボタンがすり減ってて番号が見えん! 隣のまだまともに印字が見えるやつを参考に数字を入力。またこれが押してもなかなか反応してくんない…。

もたもたしてたら「わからないんですか?」と(常連と思しき)お兄さんに声をかけられてしまった。キカイに弱いジジイが苦労してると思われたのだろう。「あ、いや、これなかなか反応してくれなくて…」とご親切にどうもスマイルで返しておいた。

今回のフィットネスルームにはこれまでで一番いろんなマシンがあったかも。見たことないやつ目白押し。例によってランニングマシーンでウォーキングしかしないけど。ここのところ涼しくなってまた外でのウォーキングも長い時間できるようになってきたので、今日は40分歩いてみた。

大浴場

大浴場は温泉♨ ここから湧き出してるのかな? 東京ドームのLaQuaとかと同じく黒っぽくて塩っぱいやつだから恐らく東京で出る温泉だろう。

湯船はとにかく広い! 100人くらいまじで(詰めれば)入れるんじゃないか? 女湯は知らんが。

プレミアムラウンジ(カクテルタイム)

日も暮れた。

このホテルではターンダウンはないようだ。カクテルタイムの時間になったので赴く。

けっこう混雑していた。品数はそんなでもないがどれもおいしい。ローストビーフはどこで食べてもハズレ無しだな。筋もなく柔らかい。中華っぽい品もある。

ケーキが豊富にあるのも特徴的かな。インターコンチネンタルホテルの仇をプリンスで取ったぜ🍰

WILKINSONのジンジャーエール飲んでみたら辛え…。

プール

食事の後にプールへ。空いているであろう夜のプールでのんびりしたかった。だがあいにくそこそこひとがいた。よって写真もなし。

でっかいハイビスカスの花の絵が壁に掲示されている。遊泳用と水中ウォーキング用に槽は分かれている。

今日も水中ウォーキング。15分ばかしやってみた。上がるとまた宇宙ステーションから地球に帰還した宇宙飛行士の様に重力が押しかかってきたが、今回は予想していたので早めに順応できた。

ただ、ウォーキングレーンでずっと水中柔軟みたいなことをしていたお姉さんがいたけどじゃましちゃったかな。

ところでこういうプールってどこも水泳帽を被らないといけないのね。髪の長い女性ならわかるが男子は必要あるんだろうか。衛生上?いやいやどうせズッポリプールの水に髪の毛漬けるのに。

ジャグジーとスチームサウナが設備されている。ここだけのために来てもいいかも。

にしても、部屋からB2Fのスパ&フィットネスの部屋に行くまでかなり歩くよ。200〜300m あるんじゃないか。迷っちゃいそう。

途中にボーリング場があった。そういえば昔会社でここでボーリング大会が開催されたような記憶が。私も参加したんだったっけかな? プレイした記憶はないんだが。

プレミアムラウンジ(ナイトキャップタイム)

全時間帯制覇。骨までしゃぶり尽くす。照明がグッと落とされてムーディーな雰囲気に変わっていた。ナッツとかのおつまみだけかなと思ったら、なんとガトーショコラがあった! インターコンチネンタルホテルの仇をまた取ってしまった! すごいぞプリンス。さすが「ザ」。

今度は窓側の席が取れた

赤ワインはボルドー。やや渋み強めかな。でも旨味多し。

こうしてみると夜景は名古屋の方が綺麗かも。東京って意外に緑地が多いので、夜になると暗い箇所がそこかしこにあるのだ。そういう意味では、名古屋はかなり街が詰まっているのかな。災害時にはちょっと心配かもね。

ちょうど東京タワーの真正面の窓際の席が空いたので陣取った。ところが背後に「これからはお前たちの時代なのに、なんでそういう発想にならないんだ!」みたいなクダ巻いてる説教ジジイグループがいて非常に不快。うるせえっつーの。

だが、幸い私にはノイズキャンセリングイヤホンがあった。それ付けてYou Tube動画見てたらだいぶ助かったね。

ナイトキャップタイムは22時まで。時間が来ればおとなしく引き上げる。ワインもそんなにガバガバ飲んだわけでもないが元は取ったかな。

お、昼間は部屋から見えなかった東京タワーが夜はビルに映ってた!

朝食

翌朝夜明け前に目が冷めてトイレに行ってその後はあまりよく眠れなかった。胸やけっぽい気もする。そんな飲んでないはずだが。普段から残るほど飲むことはまずない。

ビュッフェで食べまくる自信がなかったので和食定食の朝食会場へ。予約無しで朝レストランが選べるのもプリンス流なのかな。でもやや出遅れたせいで10分くらい待たされた。通されると席自体は空いてたけどね。人が回らなかったのかな。

メインにカレイの照り焼きか鶏肉が選べる。 魚にした。うまうま。梅干しやら漬物やらすべてレベルが高い。

食欲あんまないかもと思ったが、食べ始めたらペロリであった。どうなっているんだ私の体。

食事があらかた済むと「食後はブラックのコーヒーでよろしかったでしょうか? 」とおねえさんが聞いてきた。京都のイノダコーヒーは最初から砂糖ミルク入りで出されるので有名だが、ここはその逆で砂糖ミルクは一切出さないのがデフォルト? たとえ途中で求められても「ブラックって言ったじゃねーか?!」と?

面白いから「は、はい」と答えてしばし待つと、果たしてその通りであった。いや別にブラックでもおいしく飲めるけど。でも他の人は「ホット?アイス?」と聞かれてるみたいだけど…。私はいかにもブラックを好みそうに見えたんだろうか? 苦味走ったナイスミドル?

そういえば、ここのレストランでは、他では結構しつこく聞かれるアレルギーは?と聞かれなかったな。

午前中もう一度ジムとプールに行く予定であったがおとなしくしておくことにした。昨日は少し喉がいがらっぽくもあったのでやや風邪気味なのかも。体は軽いんだけどね。検温でもまったく熱はない。

チェックアウト

チェックアウトもラウンジで。もちろんしばらく居残ってお茶もお菓子も堪能した! また来たいものだ。

*こちらにあげた情報は、たまたま私が行ったらそうだったというだけで、恒常的に同じサービスが提供されるわけではないだろうことはご承知下さい。


今となっては貴重なんだろうか。


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