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お彼岸スペシャル!

こんにちは!今日は3月20日、春分の日です。
「暑さ寒さも彼岸まで」とも言いますが、だいぶ暖かくなってきましたね!

今回のバーチャル坐禅会では、そのお彼岸についてお話させていただきました。

お彼岸ってなに?

そもそもお彼岸とは?

毎年2回、春と秋に行われる仏教行事です。春分の日を中心にした前後一週間が春の彼岸、秋分の日を中心にした前後一週間が秋の彼岸です。

お盆のように、お墓参りやお仏壇にお供えものをしてお参りしたり、ご先祖様を供養する期間です。

言葉の意味?

彼岸とは悟りの世界という意味です。

サンスクリット語のパーラミターがもとになっています。感じて書くと「波羅蜜多」、般若心経を読んだことがある人は聞いたことありますよね!

波羅蜜多とは、「完全なる悟りを得る」という意味です。
その波羅蜜多を漢訳すると「到彼岸」(彼岸に到る)になります。

また、彼岸の逆の言葉で「此岸」という言葉があります。
こちらの世界、つまり迷いの世界という意味になります。

浄土は西にある。

極楽浄土は西にあると信じられてきました。

春分の日や秋分の日は昼と夜の長さが等しくなります。また、春分の日や秋分の日は太陽が真西に沈みます

そういった所から、亡くなった方のいる極楽浄土に近くなるともいわれています。

日本にしかない。

実はお彼岸って日本独自の文化です。タイや中国など、他の仏教国にはお彼岸はありません。

お彼岸には日本独自の自然崇拝や太陽崇拝も関係しているらしいです。

四季がある国なので、こういった時期に古くから行事が行われてきたのかもしれませんね。

どう過ごす?

お彼岸の意味や由来はこんな感じです。
古くからの仏教、浄土信仰、日本独自の信仰などいろんなものが混ざったのがお彼岸です。

僕自身、ふんわりしているなあって思います。
ではこの期間はどうやってすごしたらいいのって思いますよね。

こういう時期だからこそ、
①お墓参りをする。
②いつもより修行に専念する。
っていうのが大事だと思います。

お墓参りをする

お墓参りってお彼岸じゃなくてもいつしてもいいのですが、
でもせっかくこういう時期なので、普段あまりいけない方も行ってみてもいいと思います。

いつもより修行に専念する。

お彼岸は仏教修行の「テスト期間」みたいなものです!

普段の生活の中でも仏教の教えを意識してみるのもいいと思います。

私たちは生かされている

私たちはおかげさまによって生きています。

今の自分がいるのも、今のこの生活もご先祖さまのおかげです。
ご先祖さまだけじゃなくて、普段関わっている全ての人のおかげで今があります。
また、今こうやってclusterで楽しんでいるのも、他のユーザーのおかげでもあります。

私たち人間は支えられて生きています。

お彼岸も半分終わってしまいましたが、残りの3日間は感謝の気持ちをしっかり感じて生きていきたいですね。


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