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動かないと見えない世界

何かを極めるよりも

小さな頃、私は何でもいいから1つを極めろ!
と死んだ親父に言われて育ってきました。
口ぐせでした。
中途半端ではなく、何か1つでいいから曲芸
のような誰にも負けないことを作れ!という
意味です。

当時の我が家は、そんなに裕福な家庭でない
にも関わらず色々な教室に私を通わせてくれ
ました。(感謝)
水泳、体操、ボクシング・・・
半分イヤイヤで続けている物もありました。

でも水泳では、小学校2年生まで全く泳げな
かった私が、4年生になる頃にはタイム競技
に参加しても負けないくらい泳げる奴になっ
ていました。

でも大会に出ると上には上がいることを思い
知らされました。
少しスポーツが出来る人でもオリンピック選
手と比較すれば勝てないのは当たり前。

ましてや金メダリストと比べれば自分の技術
の格差は広がる一方。極めるって上を見れば
キリがなくなり絶望感すら感じます。

でも親父の言っていた極める事の大切さとは
決して世界1になれということではなかった
はずです。
1つのことに夢中になり追究することで見え
てくる世界
の大切さを教えたかったのです。

試す行動力

何かを極めるにはまず選択して、その何かに
時間を投資していく必要があります。

ある事を極めるには1万時間必要という説も
出ています。ただこれからの時代は、その投
資先がかなりのキーになります。

小さい頃から楽器やスポーツを始めれば皆ん
な成就するとは限りません。

またある程度時間の確保されている学生時代
ならともかく、サラリーマンやフリーランス
の方にとっての1万時間は決して短くありま
せん。

じっくりと品定めして選び抜き、脇目もふら
ず1つのことに集中する事も大事です。

でもこれからはむしろ計画もないまま、まず
は色々なことに着手してみるのも大事です。
たくさんの事に早く着手するスピードの方が
実は100倍大切だったりします。

悩んでいるうちにどんどん世の中の状態が変
わっていってしまうからです。

資格?プログラミング?語学?料理?など選
択肢が多様化する中、ある資格に1万時間か
けて極めたけど、3年後にはITが進化して自動
化され、その資格が有効な仕事がなくなって
いる可能性もあります。

スタートしてみれば、向き不向きも早い段階
で分かります。
その分諦めも早くなる事で、投資すべき好き
な事もやりながら的が絞れてきます。

自分の音色はどんな音?


ギターを始めるつもりですぐに楽器屋さんに
行ってみたらウクレレを試し弾きしている人
を見て、ココロが揺れるかもしれません。

結果ウクレレを極められるかもしれません。
YouTubeを見てるだけでは何も変わらないん
ですよね。

たとえ楽器が弾けなくても楽器屋さんに弾い
てもらえばいいのです。
自分の好きな音色が体感できます。

自分らしいの音色を探しに、今すぐに行動
してみましょう!

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