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第63話 漫画。

奥さんが、鬼滅の刃、最新巻を買ってきた。

ずっと電子書籍で買ってきたが、今日は、久々、単行本で、読んだ。

めちゃめちゃオモロい。

2回読んだけど、やっぱりめちゃめちゃオモロい。

なんて言うか、もったいぶらず、展開が早い。展開の早さに、夢中で読んでしまう。

大人になって、こんなにハマった漫画は、なかったと思う。

昔、よく漫画を、読んだ。

アラレちゃん、キン肉マン、北斗の拳、パタリロ、ジョジョの奇妙な冒険、柔道部物語、色々読んだ。

中学時代は、柔道部物語に、ハマった。

ヤングマガジンで連載されていた、柔道部物語。

柔道部だった自分には、ヤバかった。

中学の柔道部は、兵庫県で優勝できるかどうかのレベルだった。  

部活動が、めちゃめちゃハードな時代。

全国色々な場所に遠征に行った。奈良の名門、天理へ、東京で有名な弦巻中学や国士舘中学、九州の歴木中学、四国の桜町、阿波中学など、色んな名門と試合をした。

当時、柔道業界は、体罰なんか、当たり前。どこの試合会場でも、先生が生徒を殴る蹴る場面が日常だった。

今思えば、凄かった。

大学時代、九州の柔道部の友人に話を聞くと、恐ろしい話が多い。

私も、先輩や先生にかなりやられた。

絞め技で落とされ(気絶させられ)、プロレスわざで投げられた。

締め落とされ、泡を吹いた。おそらく、人生で気絶して泡を口から吹くなんてないと思う。貴重な経験。

投げられたとき、自分で膝が自分の目に当たって、目が飛び出しそうな感覚は、今でも忘れられない。。

投げられて、唇を噛んでしまって、裂けた。唇から、かなりの出血。血だらけ、めちゃめちゃ縫ったこともあった。

そんなことが、日常だった。けれども、名門と呼ばれる強豪校は、そんな過酷な環境でも、強さを求め、ハードな練習を繰り返していた。

懐かしい。

当時は、死ぬほど嫌だったけど、強豪校との試合は、楽しかった。

死ぬほど辛い練習をしてと、技が決まったときの感覚は、今でも忘れられない。自分の強さの成長を感じたときの至福感は、なんとも表現し難い。

そんな当時、連載していた柔道部物語。

吹奏楽部だった学生が、高校から柔道を始め成長するストーリー。

当時、自分も同じように成長したいと、毎週漫画を、見ては、同じように練習していた。

漫画はフィクションだが、それに影響されて、リアルに頑張っていた。

今日は、久々、夢中になる漫画を読んで、当時の熱い頃を思い出した。

また、夢中になれるもの、始めたいと思った。

さあ。もう一回だけ、読んでから寝ようかな。

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