Youtubeのショートが辞めれません。

最近はYoutubeを観ないという人の方が少ないのではないかと思えるくらいに、Youtube需要は高まっているのではないかと思う。
私も結構いろんな動画をYoutubeで観るし、なんならTVよりもYoutubeを観ている時間の方が長いくらいだ。
なんとなくYoutubeを観ていると、思ったよりも時間が過ぎていて反省する毎日を最近は繰り返している。

ゲーム実況であったり、面白おかしい企画であったり、可愛らしい動物の動画もあったりと幅広いジャンルのコンテンツを取り揃えているYoutube。
そんな中でも、最近観過ぎなんじゃないかと個人的に危機感を抱えているジャンルがある。

ショート動画である。

今年に入りショート動画でも収益化され始めたからか動画の数も増えたし、比例して面白い動画の数も多くなってきた。
導入からオチまでが短くてサクッと観れるのもあり、観ている側としての負担も少なくて好きなジャンルなのだが、本当に観るのをやめるタイミングが掴めない。
凄まじい時間を持ってかれる時間泥棒コンテンツである。

スワイプしているだけで次々と別の動画が再生されることも沼にズブズブとハマる要因になっていそう。
たまたま流れてきた動画が好みのじゃなかったら、そのままスワイプするだけで次の動画がランダム表示されるので、好みの動画が出るまでスイスイ移動させてしまうのである。

考えなしにぼーっとしていると予想外に時間を取られてしまうショート動画。
なぜここまでハマるのだろうと考えた時にネットで見たことがある実験を思い出したので紹介させていただきたい。
割と色んなところで見かけた事があるので、みなさんもどこかで聞いた事があるかもしれない。

「サルを完全に破壊する実験」というやつである。

この実験を知らない人に向けて簡単に説明すると、
まずはボタンを押すと必ずエサが出てくる装置をサルに与えて、その仕組みをサルに理解させる。
その後ボタンには、押すとエサが出てくる時と出てこない時を設定しなおす。
そうするとサルは一日中ボタンを押し続けるのだとかなんだとか。
ボタンの設定を押してもエサが出ないにしてもサルはボタンを押し続けてしまうらしんですよね。
まじで怖い実験で若干ひく。

*参考:https://www.パチンコ依存症解決.net/パチンコ依存コラム/パブロフの犬・サルを完全に破壊する実験/

この仕組み、人間相手にはパチンコに使われているらしく、ネットでこの実験に関して見かける時も大体パチンコの話とセットで見かける事が多い。
パチンコやった事ないけどこういう話聞くとさらに怖くなるから絶対やんね〜みたいなことを考えていたけど、この実験みたいな事がYoutubeのショートによってもたらされているのでは?という仮説に行きつきちょっと恐ろしくて震えてしまう。

スワイプすると面白い動画が出てくる仕組みであるショート動画。
しかもたまによくわからん広告とか、自分にとってはつまらない動画とかのハズレも表示されてしまうので、興味のある動画が出てくるまではスワイプをやめる事ができない。

サルの実験では、ボタンを押すと必ずエサが出てくる仕組みのままだと、サルはボタンに興味を示さなくなるらしい。
その理屈でいくと、もしショートが自分にとって面白い動画だけを流すなら今ほどハマりはしなかったのだろうか。
たまに出てくる広告やあまり面白いと感じない動画はハズレの役割を果たしているのかもしれない。
Youtubeの優秀なアルゴリズムが興味そそられない動画を表示してくるわけないもんな。
わざとだったんかあれ。明確に破壊しに来られている。

この文章書いているうちにも2回くらいYoutube開いてショート動画みていた私は若干依存気味かもしてない。
私と同じようにショート動画を観るのを辞めれない人がいたならば、ショート動画見過ぎていることを自覚した瞬間に「Youtubeに完全に破壊されてしまう!」と危機感を覚えてYoutubeをそっと閉じましょうね。


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