「肉食系」女子という括りは雑過ぎる(3)
③量より「質」派
「アタシはA4・B4以上のお肉じゃないと嫌よ!」という、そんな女性は「質」派の肉食女子かもしれません。
この「質」派については様々な観点から細かく分けることが可能なのですが、ここではわかりやすく、結婚というゴールの設定の有無で二分します。
婚活型はハイスペックな男性をただ食うだけでは満足しません。結婚が目的。そのため喰い散らかした痕跡も婚活の失敗あととして取り扱われ、肉食系だと認識されないこともしばしば。
そもそもハイスペック男性を未来の夫として仕留めることができるだけのスペックが女性側にも必要とされるので、外見や教養などそれなり以上が多い。それがない場合は「高望みが原因の売れ残り」と言われることもある悲しみよこんにちは。
非婚活型は結婚を目的としておらず、ただひたすら「ハイスペックな男を食えるアタシ」が大好きアタシ自身マジ最高。自己満足を追及する肉食系女子としては「量」派フードファイター型と並ぶと言えるでしょう。外見が華やか、学歴が高い、文化的な仕事や高給稼ぐ仕事についてる女性などが多いのもこのタイプ。
もっとも、ハイスペックを求めるがゆえに自分自身の質も維持し続けなければならない茨の道でもあり、美貌を主な武器にしている場合は美容整形などに金をぶっこむことも。
「質」派の敵は、加齢と自信の揺らぎ。
④質量「気にしない」派
ここまでは質や量になんらかの拘りを持った肉食系女子たちについて書きましたが、そもそも質や量を気にしない肉食系女子がいます。
老荘思想の祖である老子の「上善は水の如し」という名言のように、さまざまな男たちに快楽をあたえながらも水のごとくただ流れるままに肉食系…そうそれは最高の肉食系。無為自然に肉食系。
それが質量「気にしない」派。老子型。
若い時は男性から求められることが多いため「量」派と間違われることも。
なぜかそこそこかわいい女子だったりするのもこのタイプで、おっさんたちの若き日の甘酸っぱいパコパコの思ひ出として登場しがち。
最後に
このように、一口に「肉食系」といっても実にさまざまなタイプがいることが、おわかりいただけたかと思います。
そして最後にもっとも重要なことを。どのタイプの肉食系女子であろうが…
(´・ω・`) 本人が幸せにごきげんに過ごせてりゃいいんですよ
というわけで肉食系女子のみなさんは周囲からのネガティブな評価をあまり気にせず、自分を大事にしつつ、上手に食うてゆきましょうね。
~終り~