武蔵野大学 百周年記念「カンファ・ツリー・プロジェクト」のpodcast番組が始まりました
ここ数年関わってきた、武蔵野大学 100周年記念「カンファ・ツリー・ヴィレッジ・プロジェクト」のポッドキャスト番組が始まりました。
パーソン(person)という言葉の語源は、「声の主(master of voice)」とも言われるそうです。
人それぞれに放つ、それぞれの声。
この世の誰もが、今ここに響く person です。
本プロジェクトの中心にある「対話」では、世界の多様なパーソンとの交流に生まれる響きをお届けします。対話に立ち会う自分は、"聞き手(host)" というより、 "パーソナリティー(personality:声色、人柄、人間性)" 。
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番組は、基本的に全編英語で配信します。武蔵野大学の建学の精神である「ブッダ・ダルマ」を、世界各地で生きる様々な分野の人と探ります。
すべては関わり合いながら、現れては変化を続けるこの世の実相を示すブッダ・ダルマ。分断の時代といわれる今、その根本に立ちかえり、この時代にとっての意義と可能性を再発見していきたいと思います。この取り組みを通して、未来世代の平和や安穏のため、生きとし生けるすべてが共存できる社会の一役になれることを願います。
私たちはいかにして、よき祖先になれるかー。
私たちの意識を過去〜未来へと誘うこの「問い」を共有しながら、日頃、気づかずに見過ごしていることにまなざしを向け、「私」そして「私たち」が今をいかに生きるかを耕したいと思います。
リスナーのみなさんには、ここに響くポリフォニーに、 "interbeing" (関わりのうえに存在する間的存在)の感覚を感じ、味わい、育くんでいただけたら幸いです。
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第一回のゲストは、『グッド・アンセスター わたしたちは「よき祖先」になれるか』の著者、思想家のローマン・クルツナリック氏です。全編英語になりますが、異なる言語にのる声ゆえの、新しい発見があるかもしれません。
▼ Podcast 『VOICE』 #1 Roman Krznaric - Part1
"Spiritual but not religious"な感覚の人が増えています。Post-religion時代、人と社会と宗教のこれからを一緒に考えてみませんか? 活動へのご賛同、応援、ご参加いただけると、とても嬉しいです!