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法然と親鸞〜パロールとエクリチュール〜

人が扱う言語について、パロールとエクリチュールという概念がある。

近代の哲学者ジャック・デリダは、音声言語(話しことば・聞きことば=パロール)と記述言語(書きことば・読みことば=エクリチュール)について議論した。

念仏(声)による仏道を示した法然と、師匠 法然の教えをテキストによって説いて残した親鸞の関係性も、パロールとエクリチュールで説明できそうだ。

Voicy でしゃべってみたので、ここはパロールのままシェアしよう。



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