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ゼロヒャク思考をやめよ!!〜ネガティブだけでなくポジティブに振れたときも注意!!

ゼロヒャク思考、
オール・オア・ナッシング思考とも
言われたりしますが、
これを修正していくのが
いわゆる認知療法の手法の1つです。

白か黒かしかない極端な思考、
認知の歪みとも言えますが、
それを修正するということです。

HSPの方や、
メンタル疾患をお持ちの方は
極端な思考に陥る方が多いです。

真面目だとも言えるのですけれど。

1つだめだったから、
全てダメだ、
人生終わりだと考えてしまう。

例えば職場の上司であるとか、
恋人とか、
少しきつく何かを言われたりしただけで、
嫌われたんだ、
もう人生終わりだ、
こうやって何事も上手く行かないんだ、
そう過去からずっと上手くなんていってなかったんだ、
と思ってしまったり、、

グレーゾーンがあるということを認めることが
できにくいのですね。

つまり、
認知療法では
この捉え方を修正するのです。

もちろん、
嫌なことがあったら誰だってへこむし、
落ち込みます。

その「起こったこと自体」を
変えることはできません。

ただゼロヒャク思考で考えない方は
例えば、
なにか嫌なことを言われても
そうだけど、
こういういいところも俺には私にはあるし、、的に
切り替えができる。

レジリエンスとか
ストレス耐性といっても良いと思いますが。

ゴムのように、
弾力的に考えることができる。

ファジーといってもいいですね。

ファジー思考というと、
マーケティング的な言葉になり、
いわゆるアップルのプロダクトアウト的な、
もっと言えば主観的要素を排除しない手法になりますが。

ただ、グレーゾーン、
不確実性、
あいまいさを許容するという意味では、
合い通じるものがあると感じます。

少し別の話になりますが、
将棋の棋士の藤井聡太さん。

天才と言われる彼でも、
ひどい負け方をすることもある。

でもそこで、
今日はゼロだったとは、
考えないのですね。

そしてもう1つ、
素晴らしい勝ち方とか、
対局を観戦したり
解説しているプロ棋士が思いつかないような
勝ち方をすることもある。

でもそれを100点だとは考えないのです。

勝って兜の緒を締めよという
諺が昔からありますけれど、

ネガティブなときにゼロと考えない
いわゆる認知療法的な考え方は
もちろん大切なのですが、
この藤井聡太さんのように
調子のいいときにあまり調子に乗らない、
浮かれすぎない、
100点と考えないことも大事。

喜んでいいんです。
喜んでいいし、騒いだっていい
どんちゃん騒ぎをしてもいい。

でもそれはあくまでも、
せいぜい1日だけにしておいて
次の日からはやるべきこと、
ルーティン、
学びを続けていく。

HSPやエンパス、メンタル疾患の方は
メンタルの振れ幅、
上下動が激しいと思うんですね。

上に上がったとき、
調子の良いとき、
上手く行ったときに、
まさに100、
またはそれ以上と考えすぎない。

心を落ち着ける。

現実問題、
浮かれて足元をすくわれないためにも
こういった思考は非常に重要だと、
感じます。

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