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障害者はみんな障害者雇用で働きたい?〜いや、選択肢は色々ある!!

障害者はみんな
障害者雇用で働くべき?と
もし思われているとしたら、
当事者であれ、
それ以外の方であれ、
少しレンジが狭すぎるかもしれません。

厳しい部分はありますが、
一般枠
(いわゆる健常者の枠)
で応募する方法だってあるし
(オープン就労か、クローズかという問題もありますが)、
障害者枠のアルバイト・パートではなく、
一般のアルバイト・パートで
できる範囲で働く方法だってあります。

私は起業していますが、
起業という方法もある
(向く方と向かない方がかなり明確だと
思うので必ずしもお勧めはしません)。

そして
働かないという生き方もある。

無理なく、
障害年金をもらって
実家で暮らすということが
できる状況の方は
それも決して悪いことではないし、
生活保護という手もある。

何が言いたいかと言うと、
あくまでも
「障害者雇用という枠で働く」
というのは
1つの選択肢に過ぎないということ。

そんなこと言ったって
なんとかして働かなきゃいけないんだよ!
という声も聞こえてきそうですが、
障害者雇用の相談などを受けていて
感じるのは
面接に落ちたから、
書類選考に落ちたから、
この世の終わりのように
思っている方が多いということ。

もちろん
選考に落ちれば、
誰だって落ち込みます。
それはわかります。

ですが、
あまり自身に負荷をかけ過ぎないで
いただきたいと
私は考えています。

ただでさえ
障害があるんです
(基本、障害がなくても同様だと
私は考えていますが)。

働くことで生きがいを得る、
というのも理解はできます。
自身で稼いだお金で
何かを買ったりするのも
生きる実感に繋がりますよね。

でも。
少し思考を飛ばして。

あなたは10億手元にあっても
その仕事をしますか?

いや、
そんなのあり得ないからって
言われるかもしれませんが。

でも、
それでも
きつい長時間通勤をして、
そこまで好きではない仕事をするでしょうか?

ほとんどの方がしないと
思うんですよね。

もちろん、
それでも働きたいっていう人は
働けばいいし、
それならいいやっていう方も
多いのではないでしょうか。

少し話がそれたので戻りますが、
障害当事者も
その親御さんやご親族も、
企業も、社会全体も
福祉職などの支援者の方々も
障害者=障害者雇用で働く
という固定観念に
囚われ過ぎだと
やはり感じます。

私自身は
障害者雇用というシステム自体に
常々異を唱えてきているのですが、
それ自体が全て悪と
思っているわけではなく、
もっと全体的に
そして包括的に
「障害者が働く」
あるいは
「人間が働く」ということを
考えないと、
社会全体的に
良い方向には進まないし、
いくら小手先の改善?や
法定雇用率の引き上げなどを行っても、
状況は良くならないよっていうことを
訴えたいですね。

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https://lwaka.jp/lp/shougaiysa-minority-life





















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