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【工事費を安くする方法⑥】プチ分離発注 クロス(壁紙)

一級建築士 50代 賃貸物件4棟 資産8,000万円 を運用中の【建基法と不動さん】が、不動産投資テクニックを紹介いたします。

過去の記事で、分離発注は安くなるけど建築素人の大家さんには大変だと書かせていただきました。

じゃあ分離発注は無理なの?

そんなことはありません。



プチ分離発注 クロス(壁紙)

出典:サンゲツ公式

全ての業種を分離発注にせずに部分的にやる方法もあります。

簡単なのがクロス。

パターンとして

  1. 工務店にまるッとお願い

  2. クロス屋かくらしのマーケット

  3. DIYでやる

工務店に他の工事と一緒にまるッとお願いしちゃう人もいます。

でも、3が1番安いです。

クロスはDIYが案外できます。(軟弱な私は内装大工さんにお願いしてます。)

クロス自体は、楽天でも、Amazonでも、必要な数量を買うことができます。
素人さんは生のり付きのものがおすすめです。生のりがついてる状態で材料が届くので、後は貼るだけ。多少ずれても調整が効きます。糊付け機まで買っちゃう人もいるようですけどね…。糊付きクロスは大きめのホームセンターでも買えます。
接着タイプはプロでも難しいんじゃないかと思います。

業者に依頼する時は、クロス屋•内装大工さん、くらしのマーケットで探します。6畳で5〜7万円ぐらいからという感じです。内装大工さんを直で探すのはけっこう難しい。

貧乏大家さんは少しでも安くするために手間を惜しんでいられません。
…と言いながら私はあんまりDIYは得意ではありません。なので、工事は業者に基本的に委託してます。

壁紙で気をつけることは?

出典:サンゲツ公式

DIYの場合は、生のり付きクロスがおすすめです。既に糊がついた状態で届けられるので、施工がラクです。貼った後に位置をずらしたり調整ができます。

天井のDIYは大変!

軟弱な私は体力がないので、天井をDIYすると、腕がプルプル…一部屋も体力が持ちません…情けない(>_<)
しかも、下手なのでクロスが落ちてくる…だからプロに任せてます。

生のり付きはカットが大変?

クロスは何十mをロールで買います。それを必要なサイズにカットします。カット自体は道具があれば簡単です。ただし、カッターはかなりこまめに折って新しい刃に替える必要があります。切れ味が命です。
貼り方を解説しているサイトがあるので参考にすれば自分で出来ます。

接着タイプは出来るだけ避ける

一発勝負のためかなり難易度が上がります。DIYなら生のり付きにしましょう。

工事はどこに委託するの?

工務店はお抱えの職人、提携の職人がいるので手堅いです。ただ若干割高になりがちです。

職人を直接探すのは難易度が上がります。職人さんがウェブ上で仕事を募集していることがかなり少ないためです。

現実的なのが、くらしのマーケット。比較的簡単に見つかります。依頼側は無料です。職人側は約20%の手数料を取られてます。それが単価に反映されているイメージです。だから最安ってわけでもなかったりします。

職人さんの腕に差がある!

プロの仕事をしてくれる人もいますが、バイトっぽいレベルの人もいます。新しくツテなしで頼むときはギャンブルです。
工務店さんでも同じです。格安の工務店さんだとバイトのにーちゃんって感じの腕前の子がいるので要注意です。2年後に壁紙の端が捲れてきたりします。

壁紙の工事代金は?

六畳 5万〜8万ぐらいです。
職人に直接発注できれば安くなります。ただし信頼がないと断られたりすることもあります。素人さんの分離発注はどうしても敬遠されます。

まとめ

  • 壁紙はDIYもけっこうできる!

  • 職人を探すのが大変!

  • プチ分離発注でプチFIREを目指す

次回は?

次回の工事費を安くする方法⑦は、分離発注 塗装です。

塗装はDIYも可能!でも天井とかはかなりキツい…だから委託してます。

【工事を安くするマガジン】

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