SHOUEI TEA　お茶のこと

■お茶の世界はつながっているお茶で世界とつながれる

SHOUEI TEAではお茶のこと、お茶の時間を世界の宝物だと考えています。中国が起源と言われるお茶ですが今や多くの国で欠かせないものとなっています。喫茶法は多様で扱われる茶器の種類も多種多様に見えますが実は根本にある原理原則はさほど複雑ではありません。どの国においてもお茶にまつわる作法や点前の根底にあるものは一服のお茶をいかに美味しく淹れるかという1点につきます。自然の賜物である茶に感謝をしながら茶と茶の樹を理解し、茶と人類との関係性の妙と築き上げられた豊かさを受け継いでゆこうと考えています。

■心底おいしいと思うこと、それは人の野生だと思います

また味覚は経験によって拡張されることがあります。日常のすべてのことから一旦離れてお茶に集中することによって深まり味わうことができる余韻があります。あるいはお茶が空っぽのもう一つの時間を作ってくれるともいえます。多くの方と共に古の知恵から学びながら「美味しい」と思う野生の感覚を呼び覚ましてみたいと思っています。美味しいお茶に出会うことは喜びに満ちた体験なのだと思うからです。

■全ての工程においてヒトに優しいお茶を届けたい

SHOUEI TEAは農薬化学肥料不使用のお茶を扱います。理由は三つです。一つ目はまず生産者の方が安全に作業できることを願うからです。二つ目はは消費者の安心安全のためです。そして三つ目は美味しいからです。化学肥料を使わない茶の香りは格別です。化学肥料を施さない茶の樹はとても健康に育ちます。結果農薬も必要なくなります。生産量はやや落ちるかもしれませんが同じ茶種でも香りの豊かさがまるで違うお茶になります。お茶を理解し大切に使うことでお茶の文化そのものを守り受け継ぐことになると考えています。

＞写真は台湾阿里山の朝霧の風景です、山肌を覆うように茶畑が広がります。茶は天と地あってこその賜物。それぞれの空の下にそれぞれのお茶があります。