多摩川の取水所を見に行ったらこうなった。

こんばんわ、今日は午前中はちょっと体調不良だったこともあり、寝てたのですが、牛丼を作って食べたら元気が出て、午後二時を過ぎて、今日1日だけは天気がいいということを知ると、以前から気になっていた、羽村(行くまで「はねむら」と読んでいたが、「はむら」が正解)の取水所に行くことを思いつき、即実行となりました。これが私の良いところでもあり、悪い所でもあります笑

ところで、なぜ取水口を見に行きたかったかと言うと、私の住む練馬周辺は、江戸時代から、千川上水というのが流れていて、水の流れを資料などで追ったところ、今回の取水所が大本の所だとわかったためです。

家から現地まで約一時間半。自転車だと往復60キロ以上の道のりなので、さすがに今回は電車で行くことに。

途中玉川上水という駅があるので、そこでちょっとだけ下車し、写真撮影。

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ここは、多摩川から引き入れた水路が三鷹のほうに延びる玉川上水と、練馬方面へ延びる千川上水で分岐する地点でした。地図上では、ここも暗渠化(あんきょか:地下水路などで表にでないようにすること。)されて、緑道になっているのかなと思ったのですが、駅の周囲はしっかりとした水路になっていて、降りてよかったなーと思いました。水路の両脇は散歩コースになっていて、気持ち良い環境だなと思いました。

次の電車まで時間がなかったので、写真撮影の後、そそくさと駅に戻り、羽村駅へと急ぎます。

17時前にやっと羽村駅に到着し、15分程度歩き、目的の取水所に到着です。

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そして、立派な堰が目の前に現れました。そして多摩川も広く雄大に感じます。(久しぶりに広い川を見たきがする)この堰は、玉川上水と一緒に作られ、1653年に完成し、明治、大正と増改築を繰り返して出来たそうです。よく見ると、一度多摩川から取水した余分な水を多摩川に戻す水門も見ることが出来ました。江戸時代から作られ、多摩川から引いた上水は飲料用だけでなく、農業用水や、印刷、火薬などの製造に利用されたとのことですが、現在は、村山・山口貯水池や小作浄水場へ導水しているほか、玉川上水路を経て、東村山浄水場にも導水しているという記載が有りました。

折角なので、辺りを散策。この堰を作り管理した、玉川兄弟の銅像が鎮座しており、その先には歩行者専用の橋で、向こう岸に渡れるようでした。

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橋の上からの多摩川はゆったりと水が流れていて気持ち良かったです。

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ここで引き返せばよかったのですが、、、、時刻は5時半を回って段々暗くなる頃、まさかあんなことになろうとは・・・(つづく?)




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