【太陽光発電】2.2kWカーポートソーラー節電結果

2.2kWカーポートソーラー発電結果

カーポートの上にソーラーフロンティア製のソーラーパネルを2019年8月に設置し、4年経過しました。その結果を報告します。

カーポートは建物に対して、西側にあり建物に対してほぼ0距離の位置にあります。南側は開けた環境にあります。
早朝~10時くらいまではパネルに十分に日光(日射)が当たらず、14~15時以降は西側の電柱にある電線の影がパネルにかかる状況のため、当時担当いただいた営業の方から、あまりお勧めはできませんと言われてしまいました。

それでもカーポートの上にソーラーパネルを設置したかった理由は、4年前(コロナ前)の時点からも今後、電気代が上がっていくと予想したからです。また、月に300kWh以上の電気使用量になると、電気料金単価が一段階上がってしまいます(例:東京電力 電気使用量~300kWhまでは36.40円、301kWh~40.49円 ※2024年4月現在)。私の家では、夏や冬場は400kWhを超えることがあったため、300kWh以内に抑えることで、多少発電量が少なくても、電気料金が抑えられると考えたからです。

カーポートの上にソーラーパネルを載せるにあたって、選択肢がいくつかありました。ソーラーパネルのメーカやパワコンの種類等、夜遅くまで勉強?(ネットで調べる)をした結果、影がかかっても全体の発電量に影響が少ない、ソーラーフロンティア社製のSFK185-Sにし、影のかかり方を計算して、並列に設置、さらにパワコンをマルチストリングタイプにして、万全な状態で設計しました。

それでも、発電するまではうまくいくかわからず、せめてシミュレーション通り程度には発電してほしいと思っていましたが、結果はおおよそ想定通りとなり、一安心しました。2.2kWという容量の少なさもあり、もっとパネルの容量を載せることができていればと思うことはあります。他メーカのパネル(CISパネルではなく、単結晶)であれば、3kW程度まで載せることはできましたが、影の影響があり、きちんと発電できる保証もなかったので、自分である程度のレベルまで考えて、うまくいきそうだと納得した構成にしました。

前置きが長くなりましたが、カーポートソーラーパネルの導入前後の結果を報告していきます。ソーラーパネルによる発電量や電気料金、それに対する考察が含まれます。導入する際にかかった、ローン金額についても記載しています。(4000文字)

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