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2024岐阜聖徳生の軌跡⑫ 企業・病院編 公立学校共済組合 東海中央病院内定 新井 和さん

企業・病院の採用試験を受験し、内定をいただいた学生から、大学生活、就職活動、卒業後の生活への期待感などを語ってもらいました。4年間の岐阜聖徳での学びを後輩に伝えていきます。

コミュニケーション能力の向上。 実習から学んだ看護観の確立。 これが強みになりました。

看護学部 看護学科 新井 和さん(岐阜聖徳学園高等学校出身)

 看護学部ではカンファレンスの場があります。自分の意見を明確にし、発言することが求められるため、ここでコミュニケーション能力が身に付きました。4年間の座学、技術演習、セルフトレーニング、さらに実習とコツコツ学びを重ねました。

 実習中に出会った、いつもネガティブな発言をされる患者さん。リハビリを頑張る事実を認めるという関わり方を重ねたある日、「自分の頑張りを認めてくれる人がいるだけでうれしい」と話されました。このことは、「その人らしさを支援する」という私の看護観につながりました。

 就職活動をする上で大変だったのは、履歴書を書くことです。私は考えを話すことはできますが、文章で表現することは苦手で、就職課での履歴書添削指導にはほぼ毎日通いました。忙しい仕事だと覚悟はしていますが、自分の看護観に基づき、患者さん、家族様とのコミュニケーションをとりながら「その人らしく過ごすことを支援すること」ができる、個別性の看護ができる看護師になりたいです。