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社会人ラクロスに対する誤認識|No.360

日本の社会人ラクロスリーグについての思い込みが勘違いであると分かりました。本日はそれについて述べます。ちなみに2つあります。

1つ目は、STEALESの強さは恐ろしいことです。足は早い、体力はある、プッシュは強い、グラボの寄りは早い、クロスを振る速度は殺人級です。

そして、試合運営をするオフィシャルとしてベンチの横にいた私は、交代待ちしている選手たちの全身の筋肉を観察します。これは、人間ですか?

1位にはなれない、どこか勝利からは遠ざかっている最強軍団という勝手なイメージを抱いていましたが、いやはや、訂正、レベル違いすぎます。

2つ目は、STEALESに大差で負けるADVANCEはラクロスやる意味なんてないだろう、という思い込みです。学生時代は皆、勝利至上主義で一日中ラクロスに身も時間も捧げてきたことでしょう。負けたらこの世の終わり、敗北など許されない、そう思っていことでしょう。ところが、社会人ラクロッサーは毎年大差で負けても辞めません。何度でも挑み続けています。私にとってこの様子が不思議で仕方がありませんでした。しかし、今日の試合で見てなんとなく分かった気がします。

それは、プライドを持って闘うそれ自体に一生懸命になること、をしたいんじゃないかと思います。

そう思った背景には、めちゃくちゃ大差で負けているはずのADVANCE側のベンチの方が盛り上がっていたことにあります。

敗北に価値はないと考えていたこれまでの自分を確変させる大きな出来事でした。

6月13日のなべしょー、読んでいただきありがとうございました。

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