世界は贈与でできている×Pay it forward|No.425

映画『Pay it forward』をNetflixで視聴しました。

これは以前から注目していた映画です。なぜなら『世界は贈与でできている』という本の中に事例として筆者が取り上げていたからです。

映画の概要

この映画は、新任の社会科の先生が世界を変えてみようという課題を与え、その解答として主人公の少年が『Pay it forward』を思いつき実践する物語です。

『Pay it forward』とは、良いことを3人の人にして、それを受けた人も3人に良いことをすれば、世界は良くなるはずという理論です。

主人公の少年は、自身の目に映る世界はクソであるから世界を良くしたいと思っています。なのでこの活動を思いついたのです。

とても痛快で感動的な後半ですが、この映画はバッドエンドです。

バッドエンドである意味を考察、というか検索して知ることで贈与とはなにか、ということを人々は知れます。

私の贈与失敗

そういえば、私にも贈与失敗については思い当たる節があります。

大学院を卒業時に、部活の後輩に『本贈与キャンペーン』を行いました。この活動は、私が誰かから贈与を受けて端を発したわけではありません。

私が本を後輩部員に贈与することで、その本をまたさらに次の後輩、その次の後輩へと伝わって世界というか部が良くなると考えた企画です。

映画と全く同じ構図ではありませんか。

私はバッドエンドになりたくないので、私が行った贈与キャンペーンはなかったこととします。

8月16日㈪のなべしょー、読んでいただきありがとうございました。

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