御蔵島のビールを作っているので是非飲んで欲しい!
突然ですが、自然豊かな離島が東京にあることをご存知でしょうか?
今、縁があって東京の離島「御蔵島」のビールを作っています。今月の4月末に最初の出荷を予定しています。
今回は「御蔵島」や他の東京の離島の存在を知って頂き、良ければ「御蔵島」のビールを飲んでもらえればと思いnoteを書いてみました。
購入の案内はこの記事の最後の方に書かせてもらいますので、もしご興味湧きましたら是非お申込みください!
東京の離島との出会い
東京の離島との出会いは、一昨年の2020年11月に「式根島」と「新島」に行ったことがキッカケでした。
ワーケーションのモニタリングに参加させてもらったのですが、東京の離島の存在は、当時は「テレビの天気予報地図の右下になんか細々島があるな」程度の認識でした。
東京に住んでると定期的に広い空と海を見たくなるのですが、そんなものは東京ではなかなか望めないと思っていましたがいざ行ってみると…
見渡す限りの広い空と海。
海も綺麗でダイビングも最高。
見渡す限り海なので魚料理が美味しい。
知っている東京とは真逆の価値が東京の離島にはありました。
ワーケーションしに行ったはずでしたが、ドローンを飛ばしたり、地元の小学生とのランニングに参加したり、温泉に入ったり仕事そっちのけで遊んでしまいました。
東京にこんな所があるなんて…。
ずっと東京住まいなのに今までの人生損していた気にさえなりました。とにかく、それくらい衝撃的な体験だったのです。
離島の課題「無人島化」
こんな素晴らしい場所が東京にあることをみんなに知って欲しい!と思い、滞在中にモニタリングのメンバーと話したり、商工会議所の方々と会ったりもしましたが、お話を聞いてると「人口減少や高齢化」など、人の移動が不便な離島ならではの課題が見えてきました。
「人口減少や高齢化」の課題は国内問題であり、とりわけ地方はどこも同じような課題を抱えていますが、離島の場合は特にクリティカルな問題なんだと感じたのがこの情報です。
同じく東京の離島である「青ヶ島」が「無人島化」に向かいそうだ、との情報でした。
本土のいわゆる「過疎化」と違い、離島の「無人島化」はどんなに素晴らしい場所であっても陸続きでないため人が立ち入るのは難しくなっていきます。
「青ヶ島」自体が今すぐ「無人島化」するわけではないのですが、手を打たないといずれ厳しい状況になっていく現実を目の当たりにしました。
この頃から、離島に対して「何かできないかなぁ」を考えるようになりました。
まずは知って欲しい、東京の離島の存在!
その翌年「式根島」と「新島」でのご縁から、同じく東京の離島である「御蔵島」のPRをBathHausで何か出来ないか、との相談を受けました。
コロナ禍で観光客との関係が断たれた「御蔵島」ではつながりを保ちたい、そもそも「御蔵島」を知って欲しいとの想いを形にするため、「御蔵島」の冬の味覚「かぶつ(ダイダイ)」を使ったBathHausならではのイベントを実施しました。
この頃、高円寺にあるクラフトビールブルワリーのアンドビールさんとオリジナルビールを作る企画が動いていたので、「御蔵島」の推進リーダー・山田さんにも「今度かぶつを使ったビール作りましょう!」と話し、かぶつが採れる次の1年後を見越した提案をさせて頂きました。
御蔵島・アンドビール・BathHausでオリジナルビール作り!
さて、ここからようやく本題です!
そして1年後の、今年2月に山田さんからメッセージを頂きました。
ついにクラフトビール用にかぶつを購入させて頂けるということでまたアンドビールさんにオリジナルビールの製造をお願いしました。
今回も快く承諾してくれたアンドビールさん。いつもありがとうございます!
アンドビールさんは東京の高円寺にあるブルワリーで、高円寺の醸造所に併設する店舗ではめちゃウマなカレーや中華料理などの創作料理を提供しています。
もちろんクラフトビールも飲めます。
高円寺に行った際には是非お立ち寄りください!
というわけで、今回もアンドビールさんで仕込みからお手伝い。まずはかぶつの皮剥き!
かぶつ60kgの皮を大量に剥いていきます。
仕込み作業も少し手伝わせて頂きました。
ラベルデザインもしました。
「御蔵島」の象徴的な「集落から見下ろす桟橋」を中心に力強く自生するかぶつを加えたグラフィックデザインにしました。海の中にはイルカもいます。
「御蔵島」の周辺は150頭程度のイルカが生息しています。一緒に泳ぐこともでき、これは世界でも珍しく「御蔵島」の大きな特徴と言えます。東京に野生のイルカがいるなんて!
商品販売のお知らせ
というわけで現在仕込み中の「御蔵島」のビールがいよいよ今月末にローンチ予定です!
商品情報
商品名は「御蔵島セゾン」です!
内容量は330mlの瓶ビールです。ビアスタイルは「フルーツセゾン」で、ABV(アルコール度数)が4%で、IBU(苦味単位)が32と、比較的飲みやすいビールとなっており、是非お風呂上がりにゴクゴクと飲んで頂きたいです。
副原料に「御蔵島」のかぶつと明日葉を使っているのが最大の特徴です。
購入方法
今回は瓶ビールを400本限定で作る予定です!
100本でも売れてくれれば嬉しいですが、なるべく多くの人に飲んでもらえれば嬉しいなと、期待を込めた本数です。
色々なところで「御蔵島」や他の離島のことも少しでも知ってもらいたいという想いがあり、もし販売して頂ける酒店さんや飲食店さんがあれば是非ご案内させて頂ければと思っております。
湯上がりに飲めるように作ったビールなので、もちろん銭湯などの温浴施設さんでも販売して欲しいな、と望んでおります!
現段階では卸売のみを考えております!個人で飲みたい方はアンドビールやBathHaus、置いてくれる各施設さまで飲めますので是非ご来店ください!
最小購入単位は6本からとなります。もし購入をご検討して頂ける場合は以下のフォームよりお申し込みください。(申し込み多数のためフォームを閉じました、ありがとうございました。※4月6日追記)
このお申込みで購入は確定されません。
お申し込み後にメールにて購入のご案内をさせて頂きます。
卸売価格はメールにてご連絡致します。メール連絡の後に本数を決定頂いても構いません。
商品は4月末に順次配送予定です!
お礼
最初に「式根島」と「新島」で感じた「何かできないかなぁ」からワーケーションで繋がった皆さまを通して「御蔵島」の推進リーダー・山田さんと繋がり、アンドビールさんの協力を得て今回「御蔵島セゾン」を作ることができました。
皆さまありがとうございました!
去年は「八丈島」にも行き、いつかは小笠原諸島にも行ってみたいなと思っています。
まだ離島に行ったことのない皆さまも是非、離島で「東京の大自然」を感じに行ってもらえればと思います。
今回は、そんなきっかけになるようなビールを作れたと思いますので、是非皆さまの元へ届けられると良いなと願っております。
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