恋愛の仕方を忘れたころに

また一つの恋愛がまた終わったので、つらつらと文字にしてみようと思う。


彼女とはいわゆる夜の店で出会った。社会人になり趣味もないまま仕事人間な私はストレス解消のためにいった場所で出会った。意気投合もしないが、お互いがお互いを埋め合わせるようにいつの間にかにそしてなんとなく交際をスタートすることになった。

好きなところはどこかというと顔と体。
正直最低な答えだが、最高な理由だと思う。
人間性は弱っちい女の子。弱すぎて逃げて逃げて甘えられもしない。
所謂社会的弱者に近い。

付き合っていくうちに自分の理想と他人に嫌われたくない心が見えがくれする彼女が愛おしいと感じた。

不器用で不憫な彼女はとても毎日が辛そうで、そんな辛いならやめてしまえばいいのにと思ったが、その殻を壊すことは彼女にはできず、つらつらと地獄のような日々を日常として生きているように見えた。

生まれた環境や育った環境が違うくせになぜだか、物事を感じとるセンサーは似たり寄ったりなところがとても好きだった。人を悲しませるようなことはしないし、品がある行動をするところが大好きだった。ビビリで奥手で平和主義者な彼女。

結婚という二文字が見えてくる30歳だ。
彼女と今後一生過ごしていけるかどうかと考えた夜がたくさんあったが、どれも過ごせていく自信は正直ないし、どういう関係性がベストなのかもわからない。だから関わらないで生きていくべきだという結論に毎回終わる。

今回の恋愛は救いようがない恋愛で早く忘れてしまった方がいい恋愛。
伝えたい気持ちはいまだにたくさんあるけど伝えられないことがいいこともあるのかな。
もしまた連絡がきたら、そのときには文字にして伝えてみようと思う。好きだった責任?代償として。

愛に飢えているけど愛が怖い人だったなあ

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