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プレイリスト「寒いなかヘッドフォンで聴く」2018年12月

しょったんです。

夕食ホットのレギュラーラジオ番組「夕食ホットのお皿」において手探りで始めたコーナー“しょったんのお皿まわしのコーナー”。
この後人気コーナーへと変貌を遂げてゆくわけですが!!こちらが記念すべき第一弾!

2018年12月のテーマは
「寒いなかひとりでヘッドフォンで聴きたいプレイリスト」

1.「Light Song」高木正勝
2.「A Thousand Miles」Vanessa Carlton
3.「Car Radio」Twenty One Pilots
4.「To Zion(feat.Carlos Santana)」Lauryn Hill
5.「Eggplant」Michael Franks
6.「12月の雨」荒井由美
7.「〇〇ちゃん」あいみょん
8.「What Do I Know?」Ed Sheeran
9.「Shoplifters」細野晴臣
10.「The City of Light」HASYMO
11.「Something For Your M.I.N.D」Superorganism
12.「California Dreamin’」The Mamas & The Papas
13.「Yoü And I」Lady Gaga
14.「Stay Alive」Jose Gonzalez
15.「Tiny Dancer」Chara
16.「鏡と太陽」アルケミスト
17.「True Love」Coldplay
18.「Hallelujah」John Cale
19.「クリスマス・イブ」山下達郎
20.「カレーの歌」くるり
21.「中央線」矢野顕子


(過去のアメブロ記事より、全曲ライナーノーツ)

【1.「Light Song」高木正勝】
この曲は、高木正勝さんが生み出した最初の音楽だそうで、なんとその最初の録音が『おむすひ』というアルバムのいっちばんさいごに収録されています。(純度10000%のものすごい音源)

さらにこの曲を 世界中の様々な国で出会ったひとたちと演奏したり、道で会った少女に歌わせたりしていて、いっこいっこおもしろいのでご興味ある方はぜひ。✈︎宮古島バージョンとかもある。
今回選んだのは高木正勝さんがご自身で歌っていらっしゃる「Light Song」で、『Private/Public』というアルバムに入っています。2006年のコンサートアルバム。これがライブ音源なのかーーー。すげい。もう尊い。
先日はじめてコンサートを見に行かせていただきました。ピアノソロコンサートだったのですが、貴重な体験をしてしまいました。閉ざされたホールの中だったのに、空の動きや葉っぱの音や虫の声、自然界のいろいろなものをその場に呼び集めていました。しずかに、とんでもないパワーをもって音楽を奏でる人でした。すごかったです。
そんで終演後は照れた笑顔で、脱いだ靴下をぽっけに入れて小走りで舞台袖にはけていかれました。えええなんなのそのかわいさ…ずるいお人柄でした。魅力おばけ

【2.「A Thousand Miles」Vanessa Carlton】
しょたが高校生のとき、親友が「なんかわからないけどこの曲すごくすき」と教えてくれて、それ以降ヘビーヘビーローテーションしています。ヴァネッサカールトン。ぴんとこない方も、この曲はきっと聞いたことがあるのではないでしょうか。
声のせいか、ピアノの音色なのか清潔感のある演奏のおかげなのか…ずーっとクラシック的な心地よさがあります!わたしは夜聴くことが多い気がする。歌詞を理解する前に晴れた星空が頭に浮かんで、とても美しい曲だなと思っていたら実は失恋の曲だと知りますますすきになりました。

【3.「Car Radio」Twenty One Pilots】
本日番組内で流しました!
だいっすきなTwenty One Pilotsの曲の中でも、群を抜いてわたしのiPhone内で再生数を伸ばしている「Car Radio」!
(なんかラジオでうまく話せなかったけど)流れるような歌詞がことばのリズム感そのまま歌になっていて、タイトなバックトラックにぴたっと合わさってぐんぐん進んでいくんです。何回聴いても毎回かっこよすぎる。
せっかくブログなのでラジオで話していたスタジオライブの映像、置いておきます
恐ろしいクオリティと繊細さ全開なかんじ、ぜひ!

【4.「To Zion(feat.Carlos Santana)」Lauryn Hill】
いま調べたらローリンヒル43歳って書いてあってびっくりした。どうしても「天使にラブソングを2」の生意気そうな印象が…(こらこら
歌もさることながら演奏も素晴らしい名曲ですよね。全員とにかく上手い(言い方

【5.「Eggplant」Michael Franks】
アメリカの大御所シンガーソングライター、マイケルフランクス!
母親の影響で わたしは小さい頃から『The Art Of Tea』というアルバムを繰り返し聴いて育ちました。

(そうか、当時はレコードだったんかなぁ…感の漂うこのジャケット)
今回選んだ「Eggplant」という曲もこのアルバムに収録されています。
なんか、、年末年始暖かい部屋の中で親が聴いてたんだろうか…?ストーブのにおいとかクリスマスの朝の寒さとか、なぜか小さい頃のそんな記憶が脳裏に蘇ります。これは完全に個人的な感情ですが笑。聴くとときめいちゃう。1975年リリース、アメリカのAOR(=アダルティーな現代音楽)時代の1曲。
ググったら御年74歳!

【6.「12月の雨」荒井由美】
ご存知ユーミン!これも今月聴いておかなきゃいかん曲!
タイトルに「雨」って入っているけど曲調からは哀しい雨の印象は受けなくて、むしろ数日後にやってくる新年をどう迎えてやろうか、期待が入り混じっている10代女子の気持ちを思い浮かべたくなる。
冬休みの朝にぴったり

【7.「〇〇ちゃん」あいみょん】
さきほどラジオの中で流しました!
2年前初めてあいみょんのライブを見て、一発でファンになってしまいましたしょったんです。あいみょんの声がとてもすきです。「〇〇ちゃん」はそのライブで歌っていたんだけど、あいみょんはステージの中央でギターをかき鳴らしていて、バンド編成での演奏がとてもかっこよかったのを覚えてます。
新曲だと言って歌っていた「生きていたんだよな」という曲もまたすごく良くて、するする涙が出ました。そちらもご紹介したいなと思ったんだけど、いま聴きたい気分だったのは「〇〇ちゃん」だったので今回はこちらをおんえあ

【8.「What Do I Know?」Ed Sheeran】
昨年発売されたエドシーランの大ヒットアルバム『÷(ディバイド)』に収録されている曲。じつはエドシーランって食わず嫌いしていたのだけど、このアルバムを聴いて 大変失礼いたしました!!!!!ってなりました。過去のアルバムも含め、アレンジや楽器編成に余計な要素ゼロで、それでいてエンターテインメント性がある音楽です。すばらしい。(今更うるさいですか)
この「What Do I Know?」もそうで、歌が主役、あとギター。コーラス。以上。というシンプルの強さ。すばらしい。

【9.「Shoplifters」細野晴臣】
映画『万引き家族』のサウンドトラックなのです。
細野晴臣さんの映画音楽はわたしの理想と夢です。

【10.「The City of Light」HASYMO】
立て続けの細野晴臣(と坂本龍一と高橋幸宏)。
これ10年も前の曲だったんですね。がんばらななあ。。。

【11.「Something For Your M.I.N.D」Superorganism】
Google Pixel3のCMで流れているあの曲です。ペッパーくんのやつ。
もうこの曲、、嫉妬するぐらいかっこよくないですか。
世界中の現代っ子が集まって結成された、みたいなスーパーオーガニズムなのですが、ボーカルのオロノさんは純日本人だそうです。びびります。英語の発音理想的すぎるです

【12.「California Dreamin’」 ママス&パパス】
1966年の名曲。この物哀しさ…なんなの…
バラードじゃないから余計に哀しい…
明るく歌う表情が余計に哀しさを深める…
カーペンターズとかもそうですけど、重なると哀しい声なのかなあ
なんだろう。。ううう
(ところでクリスマス時期って耳がコーラスを求めるのかしら)

↓ほらなんかとてもたのしそう(演出がすごい。ばすたぶ…??いい時代)

【13.「You And I」Lady Gaga】
本日番組内で流した曲です
レディーガガのエレクトロサウンドってめちゃめちゃかっこよくてとても好きなのだけど、小細工なしで真正面から来られると尊敬せざるを得ない…。この曲はレディーガガの歌唱力そのまま浴びることができます。演奏もアレンジもコーラスも完璧。大音量で聴いてほしい!
EDM系の音に聴き飽きてきた頃、がつんとこの曲でやられたい。

【14.「Stay Alive」Jose Gonzalez】
だいすきな映画『LIFE!』のサウンドトラックより。
以前のブログでも一度MVを載せた気がします。こころが悲しくなるとよく聞きます。
ホセゴンザレスのこえに涙がでます…

【15.「Tiny Dancer」Chara】
きた!ちゃら!
くるりの岸田繁さんが作曲しております。アレンジが最高にかっこよいです。ちなみにMVには満島ひかりさんが出演されてます。惚れます。

この曲が収録されているアルバム『Sympathy』は名曲ばかりで、久々に1枚まるごと愛したい作品に出逢ったと思いました。

【16.「鏡と太陽」アルケミスト】
こちらも本日オンエアいたしました!
ボーカルこんやさんと鍵盤井尻さんの2人組、アルケミスト。(積水ハウスのCMソングでおなじみですねっ)
夕食ホットは何度か共演させていただいていて、アルケミストの音楽ももちろん、人間としてもおふたりを尊敬してます。いい曲がほんとに多いんだけど…そのなかでも特にすきな曲なのです、「鏡と太陽」。
情景と感情の描き方が素晴らしくて。うう。どうしたらこんな表現ができるのか。。
以前2マンライブでご一緒したとき、この曲をセットリストに入れてくださって感激したんだけど、その優しさも含めてだいすき笑。

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↑そのライブのときの写真あった!またご一緒したいよ〜

【17.「True Love」Coldplay】
クリスマス時期にとても合っちゃう…
この曲が収録されている『Ghost Stories』というアルバムは、この曲もですが涼やかな名曲揃いで、本来は1枚通して聴いていただきたいのです。
途切れることなく頭に響いて、ずっっっっと聴いていられます。終盤、ヒット曲「A Sky Full of Stars」に突入した瞬間きゃーーー!ってなるのが楽しい。
美しいよねえ。。痺

【18.「Hallelujah」John Cale】
こちらも本日ラジオで流した曲です
元はシンガーソングライターのレナードコーエンが作詞作曲、それをたくさんの海外アーティストがカバーしているのでめちゃめちゃ有名なのですが。
ジョンケイルが歌う「Hallelujah」は、聴くたびに涙腺が緩みます。
わたしがこの曲を知り、以降こころをえぐられ続けている原因はずばり、映画『バスキア』です。
27歳で亡くなったニューヨークの画家、ジャン=ミシェル・バスキアの生涯を描いた映画で、物語は淡々と進んでいくのですが、この「Hallelujah」が映画のラストにとても美しく響くのです。
この曲のおかげで、映画全体をまとっているバスキアのピュアな精神と彼の寂しさのようなものが、さらに尊く思える。
この時期は特に、聖なるきもちになってしまって(どんなきもち)、
もうやばいですね。

うん…冬休み中にバスキア観よう。

【19.「クリスマス・イブ」山下達郎】
こちらも本日のラジオで流しました〜
先月生まれて初めて山下達郎さんのライブに行ったのですが、この「クリスマス・イブ」のイントロでぶわーーーっと鳥肌がたって、涙がぼろぼろ出ました。会場にいる全員が同じ感情だったんじゃないかしら、というくらい、一瞬で感動してしまった。ああ。一生思い出し続けたい。笑 もう1ヶ月前の出来事なのに、まだその余韻の中にいます。でもやっぱりクリスマスが近くなってから聴くと格別ですね〜〜〜

【20.「カレーの歌」くるり】
くるりのアルバム「TEAM ROCK」の1曲。
エレクトロな音とロックの波がざばざば流れてくる合間にすっとこの曲を置いてくる辺り、なんてずるいことを…と思わざるを得ないので、聴いたことない方はぜひアルバム1枚通して聴いてみてください。
歌詞に出てくる「東京の冬」のように、今年も空気が冷たくなってきたのでよかったです

【21.「中央線」矢野顕子】
「12月のプレイリスト」ラストの1曲。
さっきラジオで1曲目の「Light Song」と2曲続けて聴いたら、「Light Song」とはピアノの鳴り方?というか音の種類がまた全然違うなあと気がつきました。使っている鍵盤も録音の環境も違うので当然ですが、それぞれがちゃんとおふたりの音楽として正しい音になっているのが、良いなあと聴き比べて思いました。
この「中央線」という曲はTHE BOOMさんの曲で、ついこの間初めて知って驚きました…!(すいません)
なんて矢野顕子らしい歌詞とメロディなんだろう、と本気で思っていたのです汗
というわけでTHE BOOMとの新たな出会いにもなってしまいました。

して、今回は矢野顕子さんの歌う「中央線」ですけれども
これは名曲です。平成の世にうまれてほんとうによかったなあ
この時間帯に聴くとたまらんですね、終電間際のこの時間。いちにちが仕舞っていくこの時間。
ことしが終っていく。


以上、全21曲です!
寒いお外でたったひとりでおたのしみくださいませ


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