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プレイリスト「頭使わずに聴ける曲」2019年1月

お正月がだいすきです。
たぶん、堂々とさぼって良い日、だからだと思います。この日は全員頭の中がまっしろに見える。もちろんお休みが取れないお仕事の方も、お正月どころじゃないよ、という状況の方もいらっしゃることは理解しているのですが、お正月だけは、許される人間は頭の中をからっからにして過ごそうよ〜。というのが私の希望です。

ということで2019年1月のテーマは
「脳みそさぼらせよう。頭使わずに聴ける曲」

1.「スーダラ節」植木等
2.「JAPANESE MANNER」クラムボン
3.「うたのけはい」青葉市子
4.「Canned Heat」Jamiroquai
5.「ぼくらが旅に出る理由」小沢健二
6.「Yellow Submarine」The Beatles
7.「Party for One」Carly Rae Jepsen
8.「愛のしるし」PUFFY
9.「今夜はブギー・バック(nice vocal)」小沢健二featuringスチャダラパー
10.「New Year’s Day」Taylor Swift
11.「ちょ」B-DASH
12.「フライド」CHAI
13.「Can’t Stop The Feeling」Justin Timberlake
14.「Baby Bump」Chara
15.「Rainbow」Kacey Musgraves
16.「こんにちは またあした」コトリンゴ
17.「feel my soul」YUI
18.「reflection eternal」Nujabes
19.「おちゃんせんすぅす」tricot
20.「黄昏各位」Charisma.com


(過去のアメブロ記事より、全曲ライナーノーツ)


【1.「スーダラ節」植木等】
誰もが知る昭和の大ヒット曲。やっぱり今月のプレイリストはテーマに沿って、わさわさわさーーーっと賑やかな曲を1曲目に置きたいと思ったんです!!!
しかしこの曲のかっこよさといいますか、“ちゃんと作られている感”を話したかったんだけど、放送で伝わったかなあ…どんちゃかした騒がしいお祭りソングではないのです。というのは、私自身今回改めて聴いて発見したことなんですが。汗
わたしが感動したのは、この曲ずっと複数のリズムを内包して進んでいて(ちゃっかちゃっか、とか たかたかたかたか、とか ずんたずんた、とかすーんすすん、すーんすすん、とか)、途中で演奏上のリズムの刻みが変わるんだけど、最初から最後まで崩れないんです。結果ダンスミュージックさながらのリズム感を生んでいて、聴いてるとからだが勝手に動くという。。
これに気づいたときなかなかショッキングでした。演奏も歌も歌詞もアレンジも、すべてが完璧に仕上がっているってことです。1曲のなかでリズムのかたちを崩さないって、日本人は特に苦手な部分だと勝手に思っていたので…先人の作り上げてきたものからちゃんと学ばないとだめですね。。

↑すごすぎ。植木等さんのリズムセンスと、見てる人を幸せにする圧倒的な表現力。画質荒すぎるけども。

(ところでこの「スーダラ節」、クレージーキャッツ名義なのかと思い調べたら、植木等さんの楽曲のようです。でもクレージーキャッツのアルバムに入っていたりするんだけど、このあたりの雰囲気がわかる人が身近にいなかったんだよね。。知ってるひといたら教えてほしい)

【2.「JAPANESE MANNER」クラムボン】
たぶんね、日本語たくさん聴きたい気分になっちゃうのよ、お正月。
原田郁子さん(ボーカル)、ミトさん(ベース)、伊藤大助さん(ドラム)の3人組、クラムボンの音楽がとてもとてもすき、ですが、、しょたライブ未経験なのです。いつか参戦しなくては…
郁子さんの唯一無二の声と、技術力とセンスが堪能できる1曲だと思うのです。
PVもかわいいが詰まってる。良い〜〜

【3.「うたのけはい」青葉市子】
ぼーっとしたいとき、考えごとをしたいときに青葉市子さんのアルバムをずっとかけていたくなる。
闇をさらけ出してるような曲もあるけど、不思議とうっとうしくならない。これは声のちからだと思います。神々しい声って言ったらばかっぽいのですが。。じぶんのすきまにするりと入ってきて浄化してくれる。そんで「がんばらなあかんーーー」って思うの。応援ソングではないのに奮い立たされる。
この「うたのけはい」はEテレのアニメーション番組の主題歌だったのですが、その番組もおもしろかったな。

【4.「Canned Heat」Jamiroquai】
放送中もわたしの高校時代の話をしましたが、勉学より恋愛よりもとにかくダンスに青春つぎ込んでいたわたしのこころを当時掴んで離さなかったアーティストがたくさんいます。Usher、Ne-yo、Justin Timberlake、Alicia Keys、Christina Aguilera、Nelly、Fergie、The Black Eyed Peas(←BGMで流してくれてました泣)、Earth wind&Fire、、、尽きない。ジャミロクワイは昔から好きだったのに、或る日先輩が選曲して、あ、ジャミロクワイでも踊っていいのか…と目から鱗。
この「Canned Heat」も着メロにしたり待ちうた(懐)にしたりするぐらい、改めてハマった曲でした。ちょっとでも時間と場所を見つけてはずっと踊ってた。道端で踊っている私たちは先生からみても街の方々からみてもうっとうしかったに違いない。でもまいにち続けていることで自分になにかが溜まっていく感覚とか、表に出すものがどう見られるかとか、ダンスから学んでいまに活きている言葉にできないものがあるので、かけがえのない時間でした。うむ。。がんばろ。
(ところでジャミロクワイの正しい発音はいまだにわからない、てへぺろ)

【5.「ぼくらが旅に出る理由」小沢健二】
ポンキッキーズに育てられた世代の人間としては、「ポンキッキーズのお兄さん」的なイメージもちょっとあるのです。オザケン様。懐かしいよううう
あの頃は理由なんかなくすきだった…笑
この曲もそうですが人生をポジティブに捉えている印象の曲が多い反面、歌詞が繊細で、自分がおとなになってから改めて聴くと感動します。。
「恋しくて」とかもすきだった
(いま口ずさんでみて気づいた…小沢健二にしか歌えないこれは)

【6.「Yellow Submarine」The Beatles】
わざわざ説明する必要のないビートルズ
窓の外にぱかーーーっと開けた青空を眺めながらただ聴くのみ。
単純なもので、海が見たくなるねえ(´ー`)
ところで楽器ひとつひとつ、なんでこんないい音なの????いまどうやったらこの音のドラム録れるの???

7.「Party for One」Carly Rae Jepsen】
ここ数日は月初の気分から変わってきたのか、洋楽聴きたい耳になってきました。
この「Party for One」はヒットチャートの上位に入っていたので聴いてみて、以来はまっております。えっと、白状すると「若いリア充がすきな音楽」みたいな印象があってこれまで聴いてこなかったカーリー・レイ・ジェプセンなのですが、これ聴いてなんてかっこいい曲!!と思いました。大変失礼いたしました。。
トラックも 歌声も きもちいいことばのリズム感も、ぜんぶすき。
こんな曲うたいたい

PVもちょうどいいキュートさでした。なにがちょうどいいのかは説明できません。れっつひとりあそび

【8.「愛のしるし」PUFFY】
アミちゃんユミちゃん!へそ出しTシャツにジーンズ姿のふたりの絵を当時よく描いてたーー
だいすきだったなあ。この「愛のしるし」、作詞作曲はスピッツの草野マサムネさんですって!知らんかった!!!こんなPUFFYにぴったりな曲、、天才か、、、
メロディすばらしいよねえ

【9.「今夜はブギー・バック(nice vocal)」小沢健二featuringスチャダラパー】
先週小沢健二さんの「ぼくらが旅に出る理由」を既に選んでいたんだけど、やっぱりこれもいっしょに聴きたくなっちゃって〜〜笑 しかしオザケンとスチャダラパーとは、、、なんて最高なコラボレーションなんだろう。改めて素晴らしい一曲だと拍手をおくりたい。スチャダラパーのこのラップ聴くと幸せなきもちになるの、これなんでだろうなあ。名言、もとい 名ラップの宝庫。笑
あと泣きたいくらい懐かしいのもなんでだろう
わたし物心つく前の曲なんだよ…
フリースタイル具合にまじ泣けたっす、おんねんどーん、とぅだぺけどーん!

【10.「New Year’s Day」Taylor Swift】
キタ!うたひめ!
テイラースウィフトのピアノバラード曲です。さっき放送でも言ったのですが、たぶんこの「New Year’s Day」、年末の歌なんだと思うです。タイトルは“元旦”という意味でもあるけど、新年を迎えた歌ではなくて、年を越す前の感情を歌っていると思う。1年の終わりなのか、ある男女の終焉なのか、エンディング感が漂う曲。
なんだけど、プレイリストに入れたかったので加えてみました!
テイラーの声が切ない。

【11.「ちょ」B-DASH】
はいきた。本日オンエアしました。
ここで歌詞をいまいちどご確認ください。

うーーん清々しいくらいなにも言っていないです。
よく見ると、1番と2番の歌詞おなじってとこもすごいですね。聴いている時にあんまりその事実に気付かない。気づいたところでそんなことはどうでもいいとすら思える。プロの犯行です。
タイトルも、曲作り始めた頃に仮で「ちょ」にして、だんだんそれ以外考えられなくなってそのままリリースしてやった、みたいな妄想が膨らみますが どうなんでしょう
(しっかり意味があったらほんとまじですいません)
今月のプレイリストは「あたまからっぽで聴ける曲たち」ですから、もうこれ以上ぴったりの曲はないんじゃないかと…あと半月、繰り返し聴いてにやにやしたいと思います。

【12.「フライド」CHAI】
名古屋出身、おんなのこ4人組バンドのCHAI!
かわいい。奇跡のようなバンド。この曲はさーっと聴いていると なにを歌っているのかよくわからないかもしれませんが、ひたすら「揚げればなんでも美味しくなるよ!」と言っています。
CHAIのアートな世界観は 本気度100%の悪ふざけがだれにも真似できなくて、音楽に対峙する純粋さがずるくて、日本人が誇りに思えるかっこよさがあるよね〜〜 たちが悪いな〜〜 うう〜すき。

【13.「Can’t Stop The Feeling」Justin Timberlake】
しょたが中学生の頃、ライブDVDを見てずぶずぶはまった「NSYNC」というアメリカのグループがありまして、そのメンバーであったJustin Timberlake。ジャスティンっていうとみんなビーバーの方だと思うでしょ!!違うんだから!!!涙
わたしの青春時代を彩っていたのはティンバーレイクの方だったのです。
まあそれはどうでもいいのだけど、いまやグラミー10冠のアーティストなわけで、勝手に感慨深いものがあるのです…
この「Can’t Stop The Feeling」はまさに頭空っぽにして踊り続けていたい、みたいなおしゃれアメリカンお祭りソングですね、はい。(雑)

【14.「Baby Bump」Chara】
12月にリリースされたCharaのニューアルバム!この曲がいちばんすきかも…と思ったらアルバムのタイトル曲でした。「Baby Bump」!
アルバム全体通して、エレクトロやダンスミュージック的な要素が濃い1枚で、とてもかっこいいです。
日本の女性アーティストでこんなにスマートに美しく、グルーヴィーにトラックにことばをのせるひとは他にいないんじゃないかというくらい、Charaの歌はすごいと思う。これからもずっと手を抜かずに作品を生み出し続けてほしいです…(言い方)
個人的に今年の楽しみは、来月ツアーに参戦する予定でして(めっちゃくちゃ楽しみ)!!
これからさらにアルバム聴き込もう〜

【15.「Rainbow」Kacey Musgraves】
番組内で流しました!がらっと変わってピアノ弾き語りのバラード曲。
ほんとにピアノと歌だけなのに、映画の主題歌のように壮大で、重みがある曲です。あと英語の発音がめちゃくちゃ美しくないですか??耳に心地いいですよね。超丁寧。
ケイシーマスグレイヴスというアーティスト自体 ついこの間はじめて知ったので、これからたくさん聴いていこうと思っています〜〜〜
ちなみにこの「Rainbow」という曲が収録されている『Golden Hour』というアルバムは、去年アメリカで大ヒットしたらしいです。ぜんぜん知らなかったなあ…勉強足りぬ…

【16.「こんにちは またあした」コトリンゴ】
この曲、今日流す前にたっぷりお話ししましたが。なんだろう。背中を押される1曲です。しょたは最近へたくそなギターで曲をつくっているのですが、考えすぎて沼にずぶずぶ落ちていくんです。どこにも存在し得ない“正解”を探し始めちゃったり。音楽をつくるってほんとに難しい。それは事実なんだけど、この曲聴くと、なにを焦っていたんだ、とか、普段心を落ち着けている時間にぼーっと考えていることでいいから歌にしよう、とか、思考が整ってゆきます。たぶんコトリンゴさんの声と、日本語のちから。
はなしずれるけど コトリンゴさんの人間のかわいさがにじみ出てる「すき、すき、すき、、、、、」「ちょっと言いすぎた。」のとこがとてもすきです。

【17.「feel my soul」YUI】
YUIのデビュー曲「feel my soul」。
初めてこの曲を聴いたのいつだったろう、中学生の頃だったのかな、、
めっちゃいい曲!いい声!だれ!?え、めっちゃ若くない???(YUI当時17歳でしかも童顔)
と衝撃受けたのは覚えてる。ずっっっと繰り返し聴いてました。アヴリルラヴィーンを初めて聴いた時の衝撃にも似てたかもしれない。YUIはたくさんヒット曲があるけど、正直この曲ばかり聴きすぎたのでわたしの青春時代に強く残ってます。

【18.「reflection eternal」Nujabes】
Nujabes。ヌジャベス。と読みます。
1年くらい前、すだっちときくっちゃんとご飯食べてた時、独特のリズム感を伴ったチルな音楽がそのお店で流れてて、この曲なに?かっこいい…と言ったらふたりが「Nujabesだよ」と教えてくれたのが最初でした。これ日本人なの!!?と驚き、さらに、数年前に交通事故で亡くなった、という事実も衝撃でした。(調べたら享年36だったという)
すぐ調べて聴いて、もうそこからどハマりしてしまい、、、
たしかに日本人らしい緻密さがあるなあ とか思ったりして。
なかでも「reflection eternal」は名曲です。泣きたい時とかに聴くとまじでこころえぐられる。いまは別に悲しいことがあるわけじゃないの。ただただこの曲を頭に流し込みたい気分で選びました。

【19.「おちゃんせんすぅす」tricot】
特別回として。きくっちゃんが選んだ1曲!
本日ラジオでこの曲を聴けなかった方は、説明のしようがないのでとにかく聴いてみてください。めっちゃかっこいい。歌と演奏のバランス感がよくて、ていうかうまくて、すすす、すげー、、としか言えん
いま聴きたい曲としてこれを選んだきくっちゃんも相当変態です

【20.「黄昏各位」Charisma.com】
そしてラストを飾る曲は、Charisma.com!!カリスマは好きな曲も紹介したい曲も多すぎるのですが( 'ω' 三 'ω' )
この「黄昏各位」は夕食ホットの鍵盤きくっちゃんがトラックをつくりました。MCのいつかさんがメロディと歌詞をつけて、Charisma.comの2ndミニアルバム『OLest』に収録された曲です。放送でもお話ししましたが、女子の心の弱いところをいつかさんが珍しくディスらずに、いじりつつ、ぎくっとさせつつ、「まあいいんじゃない?今夜くらいは」と包容力をみせているCharisma.comのなかでも驚愕の1曲です。
『わたしの思ってることはっきり言ってくれてありがとう!』な毒舌曲をたたみかけてくるいつかさんは最高にかっこいいんだけど、こっちに気を張らせておいて突然表情を変えずにこころに寄り添ってくるようなイケメンぶりを発揮するので要注意です。そしていつかさんの声は、ラップのひとになってくれてありがとうと感謝を述べたい気持ちに駆られる。
1年のスタートダッシュをするべき1月が終わるということは、嫌が応にもここからは日々自分を成長させて生きていかなきゃいけないのです。そんなへにょへにょな精神に喝を入れてくれる曲だなと思って選びました。(こうしてCharisma.comの狙い通りの女子が誕生する)


以上、全20曲です!


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