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グラフィックレコーディング

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日々描いている、思考メモから、イベント備忘録などなど…グラレコで残しているものアレコレ
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可視化の活動で見えてきたオンラインとオフラインのそれぞれの特徴

この1年、急速にオンラインでの活動が増えました。皆さんも実感されていることもあると思いますが、私の場合も、デザイン業務然り、ワークショップ然り、グラフィックレコーディングの活動然り、大学でのスケッチ授業然り、すっかりオンライン化しました。しかし、段々と感染対策を万全に行った前提で、最小限の人員だけオフラインでイベントを運営し、参加者やゲストはオンライン参加というようなハイブリッドなイベントも開催され始めました。そんなオンライン・オフラインを横断してみて、この1年で見えてきたそ

ビジュアリゼーションの輪郭を探る試み vol.1

「ビジュアリゼーション」と言われて何を思い浮かべるだろうか?イラスト?図解?グラフ?アイデアスケッチ? これは人それぞれに思うことは違うはずだと思います。それだけ実は世の中に「ビジュアル化する」ことはいろんなところに溶け込んでいます。だからこそ、その手法や活動から周りが感じ取れることや見えてくることは、現実に現れていて触れられる形のものからしか得ることができず、内包している目的や意味をキャッチしづらい現状があります。 ↓清水さんがいろんな手法をリストアップしてくださって

今年のグラレコで「できたこと」「できなかったこと」

■そもそも、わたしがグラレコをする理由は、約2年前から、個人活動として副業的に細々と始めてきたグラフィックレコーディング。最近嬉しいことによくお声がけをいただくようになり、ここで一度自分のグラレコに対する向き合い方のようなものをまとめておきたいなと思っていました。 そもそも、何のために自分はグラレコ(可視化)をするのか?を考えてみると… 注:すごく話がさかのぼりますが、お付き合いください。 小さい頃から手を動かしてものを作るのが好きな子供だった私は、そんなものを作る楽しみ

2018年グラレコ あれこれ

■イベントメモ▼キャンピングワークがもたらすクリエイティブな働き方とは? ▼HAPTIC DESIGN SPECIAL MEETUP ▼地方都市×働く-part2- 酒×街×時 160年のデザイン ▼Good Design Lab ビジネスデザインの解剖 ▼グッドデザイン賞スペシャルトークイベント「今、デザインに美しさは求められているのか」 ▼HAPTIC DESIGN MEETUP vol.7 ▼SOCIAL FIGHRT AWARD 最終審査会 ▼もしかする

絵で伝えることの効果

アイデアを「スケッチ」すること

「みなさん、普段アイデアは何に書きとめていますか?」私は、A5ノートとA7のメモ帳にそれぞれ「ツラツラ描く用&打合せ用」「とりあえず思いつきメモ用」で分けています。また、iPhoneのメモ機能で文章として絵文字混じりでアイデアを書き残していたりします。そんな、自分だけのノートに普段はアイデアを描きためて、たまに見て、描き足して、ぬか床のように熟成させていますが なかなか、そうはいかないのが「お仕事の話」 ワークショップ形式で、プロジェクト参加者にアイデアを発想してもらう時も

グラレコはじめたら思考が広がった話

「デザイニスト」という言葉が世の中にはあるらしい。 普通は「デザイナー」という言葉を用いるのだけれども、その違いを考えていた時に、グラフィックレコーディング(グラレコ)をはじめてみて感じている思考の広がりと似ているのかもしれないと思って、まとめてみました。 まず、「デザイナー」と「デザイニスト」の違いを自分なりにまとめるとこんな感じに 「デザイナー」:design+er designという「動詞」にerが付いた言葉。(erは主に動詞に付くらしい) 「プロダクトデザイナー」

思考の足跡(ログ)を残す「ビジュアルシンキング」

デザインの仕事をする中で、意外と“思考する”ということを意識的に目的として視覚化する割合って少なかったりします。 もちろんアイデアスケッチをするときは「思考する」ときですが、それ以上に相手に“見せる”ための視覚化に時間を取られる事のほうが多々あります。きっとデザイナーとの付合いで、目にするものは後者のクオリティを高めたスケッチのほうが多いと思います。なので、成果物だけを見ていてもデザイナーの思考プロセスを見てとれる機会はなかなかないと思います。 そうすると「デザイン」っ

グラレコ&観察スケッチでアイデアスケッチをブーストさせる

グラフィックレコーディングに、観察スケッチに、アイデアスケッチ…ごちゃ混ぜ全部乗せみたいな話ですが、どれも最近自分がやっていてマッシュアップしたら、アイデア発想を促進できそうだなと感じていたものたちです。 簡単に流れを説明すると アイデアスケッチに入る前に、グラフィックレコーディングを用いて、インプットの情報を整理したり、ネット上などで得た二次・三次的な情報から自分事として迫り「問いの創出」をおこない、観察スケッチで「解を導く基本的な方程式」を理解しておきましょうという

[Idea Sketching in TokyoーIAMASの著者4名×清水淳子氏によるワークショップ]イベントレポート

6月16日におこなわれた、「アイデアスケッチーアイデアを<醸成>するためのワークショップ実践ガイド」の著者であるIAMASのメンバーのみなさんと、「Graphic Recorder ―議論を可視化するグラフィックレコーディングの教科書」の著者である清水淳子さんをゲストに迎えた「アイデアスケッチ」のワークショップイベントへ参加してきました。 ↑IAMAS小林さんのtwitterより、拝借させていただきました。 アイデアスケッチの本もグラレコの本も両方拝読していたので、抽選に

デザイナーになって気がついた、絵を描くことの意味

最近、改めて絵を描く意味ってなんだろうと考えるようになりました。 工業高校からデザインを学びに都内の芸術系大学へ進学して、それ以来「絵を描く」という行為は常におこなってきました。 しかし、工業高校から出てきたので、大学入学時は絵などほとんど描けずに「パースってなんですか?」レベルで、描ける絵といえば図面的なアイソメの絵がほとんどでした。それでは、さすがにやってはいけないのでスケッチの本を読みあさり、片っ端から他人のスケッチを真似るところから始めました。おかげで絵を描くこ